参考画像:篠崎愛をAI化して、世界初のAIドルを作りたい!「篠崎AIプロジェクト」サポートメンバー募集!|スクリーンショット
■篠崎愛さんを人工知能化するプロジェクト|AI化したアイドルにファンはどんな感情を抱くのか?
アイドルを人工知能化するプロジェクト開始 篠崎愛さんを「世界初のAIドル」に
(2015/8/19、itmediaニュース)
個人の人格のコピーを実現するオルツの人工知能「al+」(オルツ)を活用。本人のように話し学習する“もう1人の篠崎愛”をつくるイメージで、AIがファンと24時間対話したり、街中の案内板に入って商業施設を案内したり、ラジオ番組に出演してリスナーと対話するなど、新たなタレント活躍の道を切り開きたいという。
篠崎愛さんの人工知能(AI)を作る「篠崎AIプロジェクト」への支援の募集が、クラウドファンディングサイト「GREENFUNDING by T-SITE」でスタートしたそうです。
「マツコとマツコ」では、「アンドロイドがいる時代のテレビや世界がどうなるのか?」を考えていくという企画が行なわれていますが、今回のプロジェクトはアイドルが人工知能になったらどうなるかという興味深い実験です。
映画「Her」では、「人工知能型OSに恋するなんてことがあるだろうか?」ということが題材になっていましたが、今回の実験でファンが人工知能に対してどういう感情を持つのかということが気になるところです。
■クラウドファンディングは目標額に達せず
【追記(2016/8/19)】
参考画像:篠崎愛をAI化して、世界初のAIドルを作りたい!「篠崎AIプロジェクト」サポートメンバー募集!|GREEN FUNDINGスクリーンショット
ニュースから一年後の今日、このプロジェクトがどうなったのかを見てみたところ、目標額の49%で目標額に達せず、プロジェクトは終了していました。
アイドルとAIという組み合わせではよい反応が得られなかったということなのでしょうか?
■アイドルのTwitterをAIが代行
【追記(2017/5/26)】
レスを付けてしまった人の気持ちも学習たのむ
あるアイドルのTwitter、人工知能が代行していた https://t.co/4ZhjhrxpIV @itm_nlabentaから pic.twitter.com/I2KlfiVit0
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2017年5月26日
(2017/5/26、ねとらぼ)
仕組みとしては、ビットエーとデータセクションが開発し中部経済新聞が採用した「AI記者」のエンジンをベースに、侑杏さんの過去のツイートを学習データとして、特定ワードの言い換えパターンや言い回し、癖や特徴を学習。投稿予定時間帯や侑杏さんの実際のスケジュールなどをパラメーターにして生成した幾つかの候補ツイートから、最も特徴が近似しているものをbotと組み合わせて定期投稿しています。
もしかすると、ファンのTwitterもAIによるbot化して、bot同士が会話するようになるかもしれない日が来るのも不思議じゃないですね。
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