■いろんな方向から光を当ててみないと真実は見えてこない|Twitterの写真から起きたある出来事から
by Tom Godber(画像:Creative Commons)
ここ最近ではフェイクニュースという言葉が世間を騒がせていますよね。
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自分自身は真実を見分ける目があると信じていても、間違っていることはあるもので、ある出来事はいろんな方向から光を当ててみないと真実は見えてこないものです。
以前Twitterで話題になった写真がありましたが、この話は光の当て方によって真実の見え方が変わってしまうというわかりやすい例です。
1.Twitterで女子高生が女子高生に迫っているという写真がアップされて話題に
えっえっ今すごいもの見た。女子高生が女子高生に迫ってた pic.twitter.com/VQeWobBCEC
— 雪 (@yuki_myaooo) 2015, 8月 19
2.被写体の人物がその事実に気づく
私と深堀盗撮されてすごいリツイートされてるwwwwwwwwwwww
— yuika (@yuika_0812) 2015, 8月 19
3.実はカメラマンが奥にいて、撮影中だったことがわかる
この時に撮った写真がこちらになります。ご確認ください。
ネタ元の写真の方がいいじゃねーかって思ってもそっと心にしまっておいてください。僕もそっと心に奥底にしまいました。
https://t.co/9jxSSZhhh3 pic.twitter.com/SUIevjacYt
— 長谷川 圭佑@百合写真集制作中 (@hasegawa_keisxx) 2015, 8月 19
■まとめ
真実を見てみると、写真集の撮影というなんてことはない事実なのですが、切り取り方(メディア自身がその出来事に対してどのように受け取るのか)によっては、衝撃的な事件のように見せることができるというのがわかる興味深い例です。
「メディアはメッセージになる」(マーシャル・マクルーハン)
「情報を伝達するメディアそのものが,また情報である」と解釈することができる.https://t.co/VroGkwbFBS
同じ情報でも、メディアによって、受け取り手のその情報から得る感覚が変わる。 pic.twitter.com/ADcroZkt2K
— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年8月20日
ニュースを見る時、いろいろな視点から光を当てることによって、その見え方が変わるので、ぜひ注意してみるようにしたいですね。
「世の中無駄に明るくなり過ぎると大事なことが見えんようになる」
確かに、明るくないと見ることができないけれど、明るくなり過ぎると光が強すぎて見えなくなる。また光の当て方によって事実は違った見え方をする。https://t.co/7Ld5XGPbCm pic.twitter.com/8Mt4wNRloG
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年4月16日
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公開日時: 2015年8月20日 @ 15:49