(2015/9/2、読売新聞)
テノゼットは、B型肝炎ウイルスの増殖を抑える薬で、昨年5月に発売された。日本肝臓学会のB型肝炎治療ガイドライン(指針)で、最初に選択すべき薬の一つになっており、約7000人の患者が服用している。
中国・天津市で起きた爆発事故の影響で、工場が被災し、製造販売元のグラクソ・スミスクラインがB型慢性肝炎治療薬「テノゼット」の出荷を調整していることで、患者への提供に支障が出ているそうです。
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これを受けて、日本肝臓学会は国内の医療関係者に対し、新たな患者への処方を控えるよう呼び掛けています。
【参考リンク】
- テノゼット錠300の出荷調整に関するご協力のお願い(2015/9/1、日本肝臓学会)
- GSK 天津工場被災に伴うB 型慢性肝疾患治療薬「テノゼットⓇ錠 300mg」出荷調整のお知らせ(2015/8/31、グラクソ・スミスクラインPDF)