参考画像:Amputee Makes History with APL’s Modular Prosthetic Limb|YouTubeスクリーンショット
■触覚が感じられる義手開発、米国防総省|脳で義手を動かすことができるようになる!?
「触覚」が感じられる義手を開発、米国防総省
(2015/9/15、AFP)
10年以上にわたり、まひ状態にある男性が、実験的義手を装着することで「触覚」を取り戻すことができた──米国防総省(US Defense Department)の先進技術研究部門、米国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency、DARPA)の研究チームがこのほど、研究の成果を発表した。
以前、神経系に接続してコントロールできる義手が開発というニュースをお伝えしましたが、今回の研究によってできるようになったことは2つ。
- 触れられた指を100%近くの精度で言い当てることができた
- 「運動皮質」部位と義手を接続して、義手の動きを思考で制御できるようにした
つまり、1.「触れられる」感覚を取り戻すことができたこと、2.脳から信号を送って物を動かしたり何に触れているのかを正確に感じることができるようになった、ということです。
この研究では、手足が不自由になった人たちの助けになることが目的となっているようですが、私達はすでに”サイボーグ化”している!?|バイオハックの視点からによれば、「義足のほうが優れていたら義足に付け替えるか」「指(手)・腕を増やしたらどうなるか」ということが今後問われるようになるかもしれません。
Amputee Makes History with APL’s Modular Prosthetic Limb
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