> 健康・美容チェック > 胃の病気 > 胃がん > ブロッコリースプラウトのスルフォラファンで胃がんの原因のピロリ菌対策
2015年10月6日放送の林修の今でしょ!講座のテーマは「体の悩みを解消する最強の秋野菜ベスト6」でした。
第1位 ブロッコリースプラウト(抗酸化力)
by Laura Rush(画像:Creative Commons)
抗酸化作用とは、活性酸素から体を守る(活性酸素を抑える)作用のことを言います。
ブロッコリースプラウトとは、水耕栽培されたブロッコリーの新芽。
ブロッコリースプラウトには「スルフォラファン」という抗酸化力の高い成分が含まれており、スルフォラファンの抗酸化力は3日間も持続するそうです。
また、スルフォラファンは胃がんの原因となるピロリ菌を減少してくれるそうです。
ピロリ菌対策の食生活|共同通信
筑波大学消化器内科の谷中昭典講師はピロリ菌感染者50人を「ブロッコリーの新芽を食べる群」と「モヤシを食べる群」の2群に分けてそれぞれ毎日70gずつ、2ヶ月食べさせました。ブロッコリーの新芽を食べた群では摂取後、ピロリ菌の活性が約30~60%減少。
シミの原因となるメラニン色素チロシナーゼという酵素を作る物質を抑えてくれるそうです。
ブロッコリースプラウトのオススメの食べ方は、1.生で食べる、2.よく噛んで食べる。
1.生で食べる
加熱すると抗酸化力が低下する
2.よく噛んで食べる
ミロシナーゼという酵素と合わさることで、抗酸化力が高まる
→ 胃がん|胃がんの症状・原因・手術・食事 について詳しくはこちら
【胃がん関連記事】
- 胃がんの8割がピロリ菌が原因 胃がん対策はピロリ菌除菌を中心に|国際がん研究機関
- ピロリ菌感染者6000万人!あなたの胃は大丈夫?|#あさイチ(NHK)
- 胃がんの発症を抑える酵素の発見|ピロリ菌とウイルスの連携による胃がん発症の仕組み解明|東大大学院
- 胃がん予防のためのピロリ菌検査を中学2年生を対象に実施|大分県臼杵市
- 胃がん死亡率のワースト2位の佐賀県、中学生を対象に任意のピロリ菌検査を実施
- ピロリ菌によって胃がんを発症させる仕組みが解明|慶応大
【ブロッコリー関連記事】
- ブロッコリーやキャベツに含まれる「SMCS」はLDLコレステロールを下げる効果がある
- グルコラファニンが豊富なブロッコリーを食べると悪玉コレステロール値が下がる!?
- ブロッコリースプラウトは花粉症に効果的な食べ物|#世界一受けたい授業
- がん予防に効果的な食べ物は抗酸化作用のあるスルフォラファンが豊富な「ブロッコリースプラウト」(星野泰三)|#ジョブチューン
- ブロッコリー新芽由来の成分「スルフォラファン」に肝機能改善効果|カゴメ
- ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン」「グルコラファニン」がうつ病予防に効果|千葉大学
- 食道がん、野菜と果物で危険半減|アブラナ科のイソチオシアネートで食道がんのリスクが低下|厚労省研究班
【【林修の今でしょ講座】体の悩みを解消する秋野菜ベスト6|10月6日】
- ブロッコリースプラウトのスルフォラファンで胃がんの原因のピロリ菌対策
- 紫イモのアントシアニンで血糖値対策|α-グルコシダーゼの働きを弱めることで糖が吸収しにくくなり血糖値が下がる
- たまねぎのケルセチンで動脈硬化対策|ケルセチンで血管年齢若返り
- キクラゲのビタミンDで風邪対策|ビタミンDの濃度が高い人は死亡率が低く、寿命が延びる
- レンコンのプロスタグランジンで脂肪肝対策
- えのきたけを週3回食べる人は胃がんリスクが34%減少する!?
- エノキタケのキチンキトサンで心筋梗塞など血管疾患対策