by Masahiro Ihara(画像:Creative Commons)
(2015/4/26、産経ニュース)
ドレッシングやしょうゆなど調味料の粉末化ブームに続き、野菜を乾燥、粉砕した野菜パウダーが注目されている。
あさチャン「チャン知り」 4月16日|野菜の栄養素を手軽に摂取できる「野菜パウダー」|野菜パウダーの活用方法|でも取り上げましたが、健康意識の高まりを受けてでしょうか、「野菜パウダー」への注目が集まっています。
色のきれいな小松菜やカボチャ、紫イモのパウダーをパンなどの食材に入れたりしているそうで、野菜不足を補いたいという気持ちだけでなく、キャラ弁・デコ弁を作る際の色味のために利用している人もいるかもしれませんね。
■レンコンパウダーが人気
人気のあるパウダーはレンコン。広報担当者は「ヨーグルトと混ぜて取る人が多い。『乳酸菌と一緒に取ると体質改善につながる』といわれており、粉末だと手軽なので好まれるようだ」とする。
「野菜ファインパウダー」を製造している三笠産業で人気のある野菜パウダーはレンコンなのだそうです。
レンコンのポリフェノールで花粉症対策|ポリフェノールたっぷりのレンコンの調理法とは?によれば、レンコンのポリフェノールで花粉へのアレルギー反応が抑制されるそうです。
量にして1日たった40グラム=2切れだけでよいそうです。
■ゴボウ茶ブームをきっかけに野菜パウダー製造をはじめる
お茶製造卸しの梶商店(大阪府東大阪市)は昨秋、「日本の野菜パウダー」9種を発売した。もともと国内外の健康茶や、穀物を原料とするお茶などを販売しており、約2年前にアンチエイジング効果が話題になったゴボウ茶ブームをきっかけに野菜パウダー製造に乗り出した。
ゴボウ茶の作り方・レシピ(南雲吉則)|サポニンで若返りによれば、ゴボウの皮に含まれる「サポニン」が若返り、肌荒れやシミの改善によく、脂肪を分解するのでダイエット効果もあるのだそうです。
こうした健康食材としてパウダーにする企業もあるようです。
■離乳食として注目!育児雑誌でも取り上げられている
健康食材を手軽に取れるとして、じわじわと浸透してきた野菜パウダー。ジャガイモやカボチャも裏ごしせずに離乳食を作れるため、赤ちゃん用品店でも売られており、用途が広がっている。
赤ちゃんの離乳食にだけにとどまらず、高齢者の介護食や生活習慣病の人向けの食事療法、ペットのごはんと活用の幅が広がっているようです。
■野菜パウダーの活用方法
●小麦粉に野菜パウダーを入れて、パンやケーキのスポンジに。
●野菜パウダーでスープやソースに
●野菜パウダーを活用して離乳食に
●野菜パウダーを生クリームやカスタードクリーム、アイスに入れる
●キャラ弁の材料に
●牛乳に混ぜて、手軽な野菜の栄養摂取に
■まとめ
野菜パウダーを上手に活用して、野菜不足を補い、食卓を彩りましょう。
【おすすめする方】
- 調理時間を短縮したいお母さん
- 外食ばかりのお父さん
- 赤ちゃんの離乳食に
- 介護食や食事療法に
- ペットのごはんに