【「習得への情熱」と明石家さんまさんから学ぶ】「ダメな時をどう乗り越えるか」について考える





Kar Kaput

by Dyniss Rainer(画像:Creative Commons)

誰しも「何をやってもうまくいかない」という瞬間があると思います。

「何で頑張ってるのに、こうも裏目裏目にでてしまうんだ」というようなとき。

えてして人というのは、こういう時にやりすぎてしまったり、取り返そうとして、さらなる悪循環に陥ってしまいます。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

習得への情熱(著:ジョッシュ・ウェイツキン)にはこのように書かれています。

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実は最初に犯したミスがいきなり大惨事を招くことはほとんどない。そうではなく、そのミスが悪循環となって第二、第三、第四のミスを呼び込み、壊滅的な連鎖反応を生んでしまうものなのだ。

一つ目のミスはその後の結果に大きな影響を及ぼすことはなく、そのミスを取り返そうとして行なったことがミスとなって、悪循環を生んでいるのです。

明石家さんまさんはこういっています。

「もう、流れが決まってるときは、どうしようもないですから。

とくに、負けてるときはね、もう、どうおさえるか、なんです。」

つまり、ダメな時には、取り返そうとするのではなく、ダメージをいかに最小限にするかに集中する、ということです。

もちろん失敗してしまった時に今度こそちゃんとやろうと思うことはいいことだと思います。

ただ、その時には、一度冷静になることが大事なのです。

最後に、明石家さんまさんが胸に刻んでいる名言を締めくくりの言葉にしたいと思います。

「わざと打たせたボディは効かないんだ」
(ジョージ・フォアマンとモハメド・アリの試合でアリが言った言葉)

【参考】

ほぼ日刊イトイ新聞