3歳児の7%が睡眠不足|なぜ睡眠が必要なのか?・どれくらいの睡眠時間が必要?

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by NNelumba(画像:Creative Commons)

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【目次】

■3歳児の7%が睡眠不足

3歳児の7%が睡眠不足 発育への悪影響懸念

(2016/1/7、NHK)

全国10万人の子どもを対象に環境省が行っている健康調査で、3歳児のうち午後10時以降に就寝する子どもがおよそ30%に上り、7%が睡眠不足の状態にあることが分かりました。

3歳児の7%が睡眠不足の状態にあることがわかり、発育への影響が心配されています。

なぜ日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が短いのか?によれば、日本の乳児の平均睡眠時間は約11.37時間といわれ、世界16ヶ国の平均より約1時間短いそうです。

日本の働く女性は世界一で一番寝ていない!?によれば、仕事と家事のダブルワークに追われており、男性の家事・育児参加が充分でないことや会社のシステム上の問題があることにより、日本の働く女性は世界一睡眠時間が短いそうです。

母親が忙しくて子どもの生活リズムが遅くなりがちになっていることも睡眠不足の子どもが増えている理由なのかもしれません。

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■子供にはどれくらいの睡眠時間が必要なのか?

環境省などによりますと、2歳から5歳までの子どもは早い時間に就寝して10時間から13時間程度の睡眠が適切だとされています。

2歳から5歳までの子どもは10時間から13時間ほどの睡眠が必要なのだそうです。

■なぜ、子どもに睡眠が必要なのか?

なぜ、子どもに睡眠が必要なのでしょうか?

寝る子は「海馬」も育つによれば、よく寝る子どもほど「海馬」も育つということがわかったそうです。

「海馬 脳は疲れない」(著:池谷裕二・糸井重里)によれば、海馬は記憶の製造工場であり、海馬がなくなると、新たな記憶が製造できなくなるそうです。

赤ちゃんや子供の時に睡眠不足ということは海馬が育たない可能性があるということではないでしょうか。

また、うつ病やPTSD、高齢のアルツハイマー病患者では、海馬が縮小している場合があるので、若いうちに睡眠をしっかりとっておき海馬を大きくしておけばその発症リスクを下げられる可能性があるそうです。

低体温の子ども、「意欲」が低下によれば、低体温の傾向にある子供は、眠気やダルさ、頭痛や腹痛、学習や運動意欲の低下といった症状が出ているようです。

その原因としては、生活リズムの乱れから体温調節に関わるホルモンや自律神経の働きがおかしくなっていることが関係しているようです。

睡眠時間を確保するという生活リズムを整えることが、良い生活習慣作りの一歩になるのではないでしょうか。







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