【がん治療】ウイルス療法(がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、がん細胞を死滅させる)|東大が臨床研究 


Herpes-infected squamous cells, ThinPrep

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)




「ウイルス療法」東大が臨床研究 がん治療に新たな選択肢

(2009/8/24、フジサンケイビジネスアイ)

悪性脳腫瘍(しゅよう)の患者に対し、がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、ウイルスが増殖してがん細胞を死滅させる「ウイルス療法」を臨床研究として始めると、東京大の藤堂具紀特任教授らが発表した。

東京大の藤堂具紀特任教授らは、悪性脳腫瘍の患者に対し、がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、ウイルスが増殖してがん細胞を死滅させる「ウイルス療法」を臨床研究として始めるそうです。

遺伝子組み換え技術が可能にした、最新「ウイルス療法」

(2015/3/8、プレジデント)

東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授は、ウイルス療法を「手術、放射線、薬物療法に並ぶ治療の選択肢」と位置づけ、「近い将来、がん種や進行度によって抗がん剤を使い分けるように、がん治療用ウイルスを使い分ける時代が来る」と断言する。

ウイルス療法が、放射線治療や抗がん剤による治療に加えて、がん治療の新たな選択肢になるかもしれません。