> 健康・美容チェック > 生活習慣病 > 肥満 > 赤ワインに含まれる「ε(イプシロン)-ビニフェリン」には内臓脂肪の蓄積抑制・減少効果がある
by Jing(画像:Creative Commons)
赤ワインに含まれる「ε-ビニフェリン」に肥満抑制効果があることを実証
(2016/1/20、マイナビニュース)
メルシャンはこのほど、キリンのワイン技術研究所、健康技術研究所と共同で、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」の二量体である「ε(イプシロン)-ビニフェリン」の肥満抑制効果を世界で初めて明らかにしたと発表した。
メルシャン、キリンのワイン技術研究所、健康技術研究所の研究によれば、赤ワインに含まれるε(イプシロン)-ビニフェリンを高脂肪食に含ませて与えたマウスでは、内臓脂肪の蓄積量が有意に減少することが分かり、肥満により生じる炎症も抑えられていることがわかったそうです。
参考画像:<参考資料>赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「ε-ビニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見(2016/1/18、キリン)|スクリーンショット
<参考資料>赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「ε-ビニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見
(2016/1/18、キリン)
●「ε-ビニフェリン」を脂肪細胞のモデルである3T3-L1細胞に添加したところ、脂肪細胞のマーカー遺伝子であるPPARγの発現が抑制され、脂肪の蓄積を低減させることが分かりました。
●高脂肪食に「ε-ビニフェリン」を含ませて与えたマウスでは、内臓脂肪の蓄積量が有意に減少することが分かり、肥満により生じる炎症も抑えられていました。
「ε-ビニフェリン」は脂肪細胞のマーカー遺伝子であるPPARγの発現を抑制することで脂肪蓄積を抑制することが分かり、高脂肪食による肥満を抑制する効果があることがわかりました。
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