【#林修の今でしょ講座】冷え症検定|おすすめ冷え性解消方法

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2016年2月16日放送の林修の今でしょ!講座のテーマは「冷え症検定」です。




【目次】

■『冷え症検定』

Frío / Cold

by Hernán Piñera(画像:Creative Commons)

第一問 冷え性とは○○の力が弱いから起こる症状である。

答え.「筋肉のポンプの力」

人間の身体が温かいのは、心臓と筋肉によって全身に血液を送っているからなのですが、冷え性の型の場合は、筋肉のポンプの力が弱いために、行き届かず、手足が冷たくなってしまいます。

改善するためには、筋肉を付けることが重要になります。

第二問 冷え性の原因は筋肉の衰えのほかに2つ理由がありますが、それは何と何?

答え.「水分不足」と「食生活の乱れ」

食生活が悪くなると、血液が流れづらくなることで、身体の末端にまで行き届かなくなります。

第三問 冷え性を放置していると重大な病気になりやすい理由は?

答え.「免疫力が下がるため」

体温が一度下がると免疫力が30%低下します。

【関連記事】

なぜ体温が下がると免疫力が低下するのか?|低体温の症状

第四問 冷え症が男性より女性が多い理由は?

答え.「筋肉量が少ないから」

筋肉が熱を作っており、男性よりも女性の方が筋肉量が少ないため、冷え性が多いです。

第五問 男性の冷え症が増えた原因は?

答え.「ストレス」

自律神経が体温調節をコントロールしているのですが、ストレスがあると、自律神経が乱れてしまい、体温調節がうまく働かなくなります。

→ 男性の冷え性 について詳しくはこちら

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第六問 隠れ冷え性とは○○が冷える症状のこと

答え.「おなか」

手足が冷たくないのに、冷え性という人がいます。

お腹には大事な臓器が詰まっていて、身体はお腹を優先的に温めようとします。

隠れ冷え症の人は気づきにくいのですが、手足が温かいのに、おなかを触ると冷たいという人は隠れ冷え症の疑いがあります。

→ 内臓型冷え症の症状・原因・改善 について詳しくはこちら

第七問 冷え症に効果的なお風呂の入り方は?

答え.ぬるま湯(38度から40度のお湯)につかる

ぬるま湯に入ると、入浴後一時間後も温かく、また体がリラックスして血管が開き、血液が行き渡ります。

また、自律神経が首にあるので、首までつかるほうが良いそうです。

ぬるま湯で効果がない人は、体を温めると冷やすを繰り返す温冷浴がおススメなのだそうです。

1.40度のお湯に4分入る

2.シャワーで手足に冷水を15~20秒ほどかける

これを数回繰り返す

第八問 冷え症対策として寝るときに靴下をはくのはよい?

答え.履かないで寝るほうが良い

靴下を履いて寝ると、足の血管を締め付けることで血流の流れを悪くしてしまい、また、足の裏は体温調節のために汗をかくため、足が冷えてしまいます。

どうしても履きたい人は、ふくらはぎの筋肉を温めることができるレッグウォーマーがおススメ。

第九問 体を温めるのに最も効果的なアイテムは?

答え.「腹巻」

腹巻をすると、腹部大動脈という大きな血管があるので、血液を温めやすくなるそうです。

冷え症の人に腹巻を付けてもらうと、30分後には体が温かくなったそうです。

【バイキング】理想の平熱・体温を上げるには「腹巻き」・温活ダイエット・低体温を改善して美肌|2月25日によれば、腹巻を付けると、体温が一度が上がるそうです。

着物を着ると冷え性・低体温が解消する!?|着物は上半身より下半身がよく温まっているによれば、着物は洋服とは違い、足元は足袋を履き、腰・お腹には帯を巻き、中にタオルなどを入れるため、身体が冷えないそうです。

日本人の体温が下がった理由とはで紹介した石原結實さん著書「体温力」によれば、50年で日本人の体温は1度低下したそうですが、着物から洋服へと大きく時代が移ったのは戦後なのだそうで、このことも関係があるかもしれません。

第十問 体を温める効果がより期待できるしょうがの食べ方は?

答え.「加熱する」

●しょうがはちみつ湯の作り方

1.はちみつにしょうがスライスを1週間漬ける

2.スプーン2杯分の生姜とはちみつを入れ、熱湯を注いで飲む

はちみつのオリゴ糖としょうがのショウガオールで血液の循環を良くする効果が期待できるそうです。

第十一問 朝食に食べると冷え症に効果的なものは?

答え.「ゆで卵」

卵のタンパク質を消化するときに胃で熱が発生します。

第十二問 体を温める体操として正しい体操は?

答え.「背中をこする体操」

●背中をこする体操のやり方

タオルを一枚用意し、タオルを四つ折りにする。

1.背中に回し、脇の下にはさむ。

2.強めに引っ張りながら、左右に動かす。

背中には熱を生み出す褐色脂肪細胞が多くあり、刺激することで、基礎代謝が上がり、ダイエットにも効果的です。




【予習編】

Yahoo!テレビ番組予告

今回の「林修の今でしょ!講座」は侮ると万病に!名医の『冷え症検定』女性はもちろん、最近では男性にも急増している「冷え症」。冷え症の名医が作った厳選問題12問を出題!解けば解くほど冷え症の予防と対処法がわかります!! Q:冷え症とは体の○○が弱いから起こる症状である Q:冷え症対策になる入浴法は熱めのお湯とぬるめのお湯、どちらが良い? Q:体の部分で温めると効果がある場所は○○その他、冷え症を改善するタオルを使った簡単体操や、名医がすすめる食べ物&入浴法が続々!更に、最近急増中の「男性の冷え症」の特徴や女性との違い!そして手足は冷えてなくても体のある部分が急激に冷えている、「隠れ冷え症」の実態なども紹介!

そこで、放送前に予習をしてみたいと思います。

Q:体の部分で温めると効果がある場所

●肝臓

肝臓を温めるとダイエット効果がある?肝臓を温める3つの方法|#サタデープラス 12月26日によれば、肝臓の位置にカイロを貼り、外側から温めると、血流が増加し、代謝アップにつながるそうです。

肝臓の位置は、腹部の右上で、横隔膜の下にあります。

→ 肝臓の機能・働き・位置 について詳しくはこちら

●ふくらはぎ

足先を温めるためには、ふくらはぎを温めればよい!?によれば、心臓から送られた温かい血液が足先へ運ばれると自然と足先は温まりますが、足への通り道である「ふくらはぎ」が冷えていると、筋肉が収縮して血液が流れにくくなってしまい、足先へ温かい血液が届かず、足先が冷えてしまいます。

つまり、足先を温めるには、ふくらはぎの冷え対策をする必要があるのです。

●足裏

2016年2月14日放送の「この差って何ですか?」では「使い捨てカイロはどこに貼ると1番効果があるか?」という質問がありました。

第1位 足裏
第2位 おなか
第3位 首元
第4位 腰

理由は、足裏には血管が多く、皮下脂肪が少ないため、カイロを貼って温めると、体の中心に温まった血液が循環するため、最も早く体全体が温まるそうです。

お腹には皮下脂肪が多いため、血管までカイロの熱が行き届きにくいそうです。

■冷え性の方にオススメ入浴法

●全ての冷え症の方に効く!万能入浴法

40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。

最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。

※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。

●ストレッチ入浴法

万能入浴法の温かさの持続力をアップさせる入浴法が、ストレッチ入浴法なのだそうです。

1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。

2.2分経ったら上半身のストレッチ
両肘を後ろに突っ張り胸をはる
左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)
(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)

3.下半身のストレッチ
入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す
坐禅のように脚を組む
足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす
5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)
(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)

4.10分たつまでゆっくり浸かる

【関連記事】

男性の冷え性

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■隠れ冷え性

冷え性には、大きく分けると、5つのタイプがあるそうです。

  • 四肢末端型冷え性
  • 下半身型冷え性
  • 内臓型冷え性
  • 全身型冷え性
  • 局所型冷え性

手足の先が特に冷えてしまう、この冷え症のことを四肢末端型冷え症と呼ぶそうです。

内臓型冷え症の場合は、気温が低くなっても、交感神経の働きが弱いために、手足の血管を収縮させないため、血液を体の中心である内臓に集まることがないそうです。

そのため、体の中心である内臓が冷えて、機能が低下し、膀胱炎や機能性胃腸障害などを起こしやすくなってしまいます。

また、内臓型冷え症の場合、末端の手足は暖かいため、症状が気づきにくいといった欠点があります。

→ 内臓型冷え症の症状・原因・改善 について詳しくはこちら

■冷え性解消方法

冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする

糖分には体を冷やす作用があり、冷え性の原因となるので、できるだけ食べないようにする。

温かい飲み物を飲んで冷え性改善!

旬の野菜や果物を摂取して冷え性改善!

食べない系ダイエットは避ける

食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。食事誘発性熱産生といいます。

たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない

基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。

冷え性の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。

たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。

ココア

ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」があることがわかったそうです。

ココアに含まれる『ポリフェノール』や『テオブロミン』は血管拡張作用があることが報告されており、特に手足の先の血液循環を改善することで、ゆっくりと長く冷えを抑制できると考えられます。

【参考記事】
ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」がある!?

乾燥しょうが

乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。

【参考記事】

乾燥しょうがで体を温める!

体温を上げる(冷え性を改善する)方法には、食生活の改善以外にもさまざまな方法がありますので、ぜひこちらもご覧ください。

運動で冷え性改善!

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また筋肉を使うことで体温が上がります。

冷え性でない人は運動(ウォーキング・ラジオ体操・筋力アップ)で冷え性対策をしているによれば、長年冷え性の人は、厚着をしたり、電気毛布や湯たんぽ、暖房器具を利用する人が多いのに対して、冷え症でない人は、からだを動かすことを大事にしているようです。

  • ウォーキングやラジオ体操など体を動かすことを意識している
  • 筋力を上げてから冷えが気にならなくなった
  • 体を温める食べ物を多くとるように心がけている

また、運動することで交感神経の働きが上手になってくるそうです。

冷え性を根本的に対策するには運動する機会を増やすほうがいいかもしれませんね。

ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。

お風呂にゆっくり浸かる

お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。

また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。

お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。

さらには、冷え性・低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。

●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法

40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。

最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。

※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。

1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。

2.2分経ったら上半身のストレッチ

両肘を後ろに突っ張り胸をはる

左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)

(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)

3.下半身のストレッチ

入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す

坐禅のように脚を組む

足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす

5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)

(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)

4.10分たつまでゆっくり浸かる

【参考記事】

冷え症・ストレッチ入浴法|みんなの家庭の医学 12月7日

お酒の飲みすぎに気をつける

タバコを控える

タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。

寒さにあたる

寒さにあたることで、交感神経の活動が高まり、血管収縮のトレーニングになる。

冷え性のツボ

足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)

足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓(ほうこう)

下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)

足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)

下半身の血流改善のツボ:臀中(でんちゅう)

マッサージ

冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。
冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。

また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。

冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。

特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。

【参考記事】

⇒ 冷え性解消方法(食べ物・食事・運動) について詳しくはこちら

→ 冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え) について詳しくはこちら







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