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■DoseDr|糖尿病患者を支援するiOSアプリ
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(2016/3/23、TechCrunch)
When people inject insulin incorrectly, it can lead to complications and hospitalizations. With DoseDr, people with diabetes can use the mobile app to enter their blood sugar level to learn exactly just how much insulin to take. Earlier this year, DoseDr started a pilot program with five clinics and 50 high-risk patients. In the first month of the program, DoseDr was able to bring 93% of patients into the safe range.
DoseDrは、糖尿病患者を支援するiOSアプリです。
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インスリンを間違って注射をすると、合併症や入院につながります。
DoseDrを使うことによって、モバイルアプリに血糖値を入力すれば、どれくらいのインスリンを投与すべきかを教えてくれるそうです。
今年の初めに、5か所のクリニックと高リスク患者50人によるパイロットプログラムが開始され、プログラムの最初の月では、93%の患者を安全な範囲にもたらすことができたそうです。
DoseDrは、患者がどこにいても簡単に糖尿病治療を管理できるアプリ「MYDIABETIZER」に似たアプリといえそうです。
■まとめ
おそらく糖尿病治療に関しては現在は移行期なのではないでしょうか。
将来的には、血糖値に合わせて自動的にインスリンを投与する仕組みとなっていくことだろうと思います。
以前、生体工学で健康管理|緑内障を調べるスマ―ト・コンタクトレンズという記事で、定期的にインシュリンを注射しなければならない糖尿病患者の皮膚に超薄型で伸縮自在の電子装置を貼り付け、自動的に注射できるような仕組みというアイデアを考えてみましたが、糖尿病治療用「スマート・インスリンパッチ」が開発されるによれば、それが糖尿病患者に適量のインスリンを自動的に投与できるパッチ状の治療器具となってすでに形となっており、実験動物を用いた前臨床試験に合格したそうです。
糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるによれば、治療に伴う経済的な負担や治療継続へのストレスから治療を続けていくことができないようですが、今回のスマート・インスリンパッチであれば、インスリン治療の治療継続ストレスから解放されることにより、糖尿病治療が楽になっていきそうです。
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