> 肌知識 > 肌の悩みの原因 > 酸化 > 紫外線から肌を守る!日焼け止めの効果的な塗り方(量・時間)・選び方(SPF・PA)
紫外線が強くなるこれからの季節は肌を守るためにも日焼け止めによるUV対策が重要です。
そこで、日焼け止めの効果的な塗り方(量・時間)・選び方(SPF・PA)についてまとめました。
【目次】
■日焼け止めの選び方
by Amir Illusion(画像:Creative Commons)
SPFF(Sun Protection Factor)値は数字が大きいほど、PA(Protection grade of UV-A)値は+の数が多いほど防止効果が高く、生活場面によって使い分けるといいそうです。
日本化粧品工業連合会の目安によると、散歩や買い物などではSPF20以下でPA+、炎天下でのレジャーやスポーツではSPF40~50でPA++~+++が適当なのだそうです。
■日焼け止めの塗り方
- クリーム状に出るタイプの日焼け止めの場合にはパール粒一個分、液状に出るタイプの場合には手の平に1円玉大の日焼け止めをとります。
- 額、鼻、あご、両ほおの5カ所に分けて日焼け止めを置き、そこから周囲に伸ばします。
- 少し乾いたら、これをもう一度繰り返します。
【参考リンク】
- 紫外線環境保護マニュアル2015(2015年3月改定版、環境省)
■日焼け止めを塗る量
日焼け止めを塗っているという人の中には、実は、日焼け止めの量が足りない人も多いそうです。
SPF値やPA値は、皮膚1平方センチ当たり2ミリグラムの薬剤を塗った場合の目安です。
■日焼け止めを塗る時間(タイミング)
日焼け止めを塗るタイミングも重要です。
日焼け止めが皮膚に浸透して馴染むまでには時間が必要なため、日焼け止めは、出かける30分前に塗りましょう。
また、使用方法に書かれた量よりも少なく塗る人も多く、それでは日焼け止めの目的を果たすことができません。
しっかりと使い方・使用量を読んで使うようにしましょう。
■去年の日焼け止めの使用は避ける方がおススメ
もう一つ、以前使った日焼け止めクリームを使う場合には注意が必要です。
使っちゃダメ!去年の日焼け止めが危険な理由|モデルプレス
日焼け止めに限らず、化粧品は開封して空気に触れた瞬間から酸化などの成分劣化が始まります。
日焼け止めを使わない間に酸化などの劣化が進み、酸化した成分が肌への刺激になってしまうことがあるそうです。
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■UVインデックスをチェック
近年、紫外線を浴びすぎると皮膚がんや白内障になりやすいことが明らかになっています。 さらに「オゾン層破壊」によって地上に到達する紫外線が増加していることから、世界保健機関(WHO)ではUVインデックス(UV指数)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。
UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。
日々の紫外線対策を効果的に行なうためにも、UVインデックス(紫外線情報)をチェックしましょう。
【参考リンク】
- 紫外線情報分布図|気象庁
- UVインデックスを求めるには|気象庁
→ シワ(目元のシワ・目の下のシワ・顔のシワ)の原因・予防 について詳しくはこちら
→ シミの原因・予防・シミを消す方法 について詳しくはこちら
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