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■言葉は使い方によっては、誰かを包み込む毛布にもなるし、人を傷つける刃物にもなる
年を重ねるたびに思うのは、言葉の使い方は難しいということです。
同じようなメッセージを送る場合でも、どう言うかによっては柔らかく伝えることもできますし、相手につらい思いをさせることもあります。
また、同じようなメッセージでも、人の受け取り方によっては全く違った受け取り方をすることもあります。
言葉は、使い方によっては誰かを包み込む毛布にもなるし、人を傷つける刃物にもなるのです。
例えば、「愛してる」の言葉で体温が上昇する!?|パナソニック実験動画によれば、愛の言葉を記した手紙を読み上げると、体温が最低でも+0.3℃、最高では+1.2℃と、6家族の平均で約0.8℃上昇したそうです。
体温が上昇した理由としては、高尾文子教授(広島国際大学医療栄養学部医療栄養学科)によれば、リラックスすることで副交感神経が活性化し、血液が体中を循環することで、体温が上がるということが考えられるそうです。
また、名前(ファーストネーム)で呼びかけられると女性の愛情ホルモンは増加する!?によれば、ファーストネーム(名前)を呼ばれると、愛情ホルモンであるオキシトシンが増加し、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少するということがわかったそうです。
彼女をキレイにする彼氏の魔法の言葉とは?|言葉を大事にしようや女性はホメられるとキレイになるによれば、女性の場合、ホメられると次のようなことが起こるそうです。
- ホメられることによって、「報酬系」と呼ばれる脳の部位が活性化し、元気になったりイキイキしてくる
- 「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンがたくさん分泌し、肌のコンディションが良くなる
- 自信が出る
- ストレスホルモンを減らし、ドーパミンが出ることで積極的になる
つまり、感謝を伝えることや名前で呼ぶことなどという言葉で人を幸せにすることができるのです。
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しかし、言葉の使い方を間違えると、刃物に変わることもあるのです。
「1度口から出しちまった言葉は、もう元には戻せねーんだぞ・・・言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると、やっかいな凶器になる・・・言葉のすれ違いで一生の友達を失うこともあるんだ」
「名探偵コナン 沈黙の15分」より pic.twitter.com/GIY40dmsCJ
— hakuraidou (@hakuraidou) 2016年5月12日
あなたも何気ない一言で誰かを傷つけてしまった経験があるでしょうし、あなた自身も言葉によって傷ついてしまったこともあるでしょう。
■まとめ
言葉は使いようによっては誰かを包み込む毛布にもなるし、人を傷つける刃物にもなる。
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