by Steve(画像:Creative Commons)
運動不足と睡眠不足が 見えない“食べすぎ”をつくる
(2009/10/21、日経ウーマンオンライン(日経ヘルス))
女性の1日の摂取カロリーは年々減少傾向。
20~39歳女性は1700kcalを切っている。
そのうち脂肪の占める割合が25%以上の人は半数以上いる。
脂肪の質に問題があるケースも多い。
「たいして食べていないのに太る」という女性は、このあたりを見直す必要がありそうだ。
女性の一日のカロリー摂取量は年々減少傾向にあるそうです。
20代女性の5人に一人が「やせ」|摂取カロリーは終戦直後よりも少なくなっている!?で紹介した厚労省がまとめた2013年の国民健康・栄養調査の平均エネルギー摂取量をみると、20代女性は1628キロカロリー(13年)だったそうです。
厚労省によれば、終戦からわずか半年後の1946年2月時点のデータとして残っている「都市部」の平均値は1696キロカロリーで、13年の20代女性の方が少ない状態なのだそうです。
しかし、カロリーの摂取が少ないにもかかわらず、太ってしまうのには何か原因があるようで、この記事では、摂取カロリーのうち脂肪の占める割合が25%以上の人が半数以上いることから「脂肪の質」に問題があるのでないかとしています。
どんな問題があるのでしょうか。
「女性はバターやクリームに含まれる悪玉脂肪、飽和脂肪酸を過剰摂取している場合が多い」と順天堂大学大学院准教授の青木晃さんは指摘する。
青木さんの調査では、ダイエット外来を受診した20~30代女性の食生活は、
コンビニ食やファストフード、インスタント食品が多い、
野菜や果物の摂取が不足している、
米飯をあまり食べない、
魚をほとんどとらない──
という特徴があった。「同じ油でも魚に含まれる不飽和脂肪酸はサラサラしていて体につきにくい。
要は摂取する油の種類が問題」と青木さん。
カロリーに気をつけているのに、太りやすいという人は、太りやすい油を摂取する傾向にあるため、太りやすいのかもしれません。
魚介類中心の食事にするなど、健康に良い油を摂るようにしましょう。
おススメはオメガ3脂肪酸を含む油です。
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