by Vincent Diamante(画像:Creative Commons)
運動不足と睡眠不足が 見えない“食べすぎ”をつくる
(2009/10/21、日経ウーマンオンライン(日経ヘルス))
ダイエット目的で食事の回数を減らすことの害は二つある。
まず「食べないと、食事によって発生する熱の産生が減って、総消費カロリーが低下する。食事の熱産生は、1日の消費カロリーの10%を占めるのでバカにならない」(上原さん)。
もう一つは、食事を抜くとお腹がすいて動きが鈍くなってしまうこと。
それが続くと筋肉が落ちて基礎代謝も下がってくる。
30代女性はもともと運動する習慣を持っている人が少ない。
そのうえに日ごろの身体活動量まで減らしては、少ない摂取カロリーさえも代謝できない体になってしまうわけだ。
■ダイエット目的で食事の回数を減らすことの2つのデメリットとは?
1.食事の回数を減らすと、消費カロリーが低下する
それは、食事によって発生する熱の産生が減って、総消費カロリーが低下するから。
※食事の熱産生は、1日の消費カロリーの10%を占める。
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2.食事を抜くと、動きが鈍くなり、筋肉が落ちて、基礎代謝が落ちる
代謝アップに欠かせないのは、筋肉をつけること。
筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。
「体重1kgあたり0.9~1gのタンパク質を摂取する」ことを目標にしてみましょう。
<中略>
・牛乳コップ1杯(タンパク質 約7g)
・卵Mサイズ1個(タンパク質 約7g)
・あじの開き1尾(タンパク質 約12g)
・鳥ささみ2本(タンパク質 約19g)タンパク質を効率よく代謝するのに必要な「ビタミンB6」も入っている、鳥のささみや卵・魚を選ぶのがオススメです。
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筋肉をつけて時間をかけながら体重を落とすには「高タンパク、低カロリー」の食事を心掛ける必要がある。
「高タンパク」は筋肉をつくるのに欠かせない要素。鳥のささみ、大豆、はんぺん、マグロの赤身とかがそうやね。
食事の回数を減らすことは、ダイエットにおいて、大きなマイナスポイントがあるようです。
「ダイエットをするなら、まず食べる」ということかもしれません。
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