献血を行なったドナーの年齢や性別が輸血を受けた患者の予後に影響する可能性|研究


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by 从峰 陈(画像:Creative Commons)




献血ドナーの年齢・性別が輸血患者の予後に影響か、研究

(2016/7/12、AFPBB)

研究結果によると、女性ドナーの赤血球を輸血された患者は、男性ドナーの赤血球を輸血された患者に比べ、何らかの原因による死亡リスクが8%高かった。

男女ともにドナーの年齢層で比較すると、17~20歳のドナーから輸血を受けた患者は、40~50歳のドナーの赤血球を輸血された患者よりも8%死亡のリスクが高かった。

カナダの3万人以上の輸血患者と、その血液を提供した8万人以上のドナーを対象に行われた研究によれば、献血を行なったドナーの年齢や性別が輸血を受けた患者の「予後(よご)」(病気が回復する見通し)に影響する可能性があるそうです。

輸血を受ける患者の回復を考える上では、ベストな輸血を提供できるほうがいいことは間違いないのですが、今後血液が不足するという予測が立てられていますので、考えさせられる問題になるかも知れません。







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