ネットでの健康情報検索は有名人・セレブのニュースに左右される!

Kim Kardashian

by Eva Rinaldi(画像:Creative Commons)




■ネットでの健康情報検索は有名人・セレブのニュースに左右される!

ネットでの健康情報検索はセレブのニュースに左右される――米調査

(2008/8/6、IT Media News)

ネットでの健康情報検索はセレブの健康に関するニュースに左右されるという調査結果がアメリカで発表されたそうです。

米規制当局が女優やモデルに注意喚起、SNSでの商品推奨に(2017/5/10、ロイター)にもあるように、有名人・セレブに関する情報や直接SNSで発信する情報には影響力があるため、どのような情報なのかは人々の行動を左右してしまいます。

■健康への関心には年単位と週単位の周期がある

また、興味深いことに、健康への関心には年単位と週単位の周期があるそうです。

例えば、年の初めには「ダイエット」「エクササイズ」といったキーワードが上昇するそうです。

新年の目標としてダイエットを掲げる人は多いと思うので、その際にダイエットするためにはどんなエクササイズがいいかと検索しているのでしょう。

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また、週末は健康関連キーワードへの検索は減少するそうです。

週末にまで、健康のことは考えたくないと思うのか、それとも外に出かけているため、健康のことを考える時間がないのか、それとも何か理由があるのでしょうか。

健康についての検索は休み明けに増える?|米研究グループで紹介した米ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院のデビッド・ホルトグレイブ氏らの研究グループによれば、健康に関する話題に対する検索は週の初めにピークを迎えるそうです。

健康データを集めれば健康になれるわけではないでもこの件について取り上げましたが、10年以上健康に関するアクセスデータを見ていますが、人は、楽しい時(遊びに出かける週末)は健康について考えないものなのではないでしょうか?

■まとめ

  • ネットでの健康情報検索はセレブの健康に関するニュースに左右される
  • 健康への関心には年単位と週単位の周期がある
    年の初めには「ダイエット」「エクササイズ」といったキーワードが上昇する
  • 週末は健康関連キーワードへの検索は減少する







P.S.

ティーンエイジャーの3分の1が健康情報を検索している!?そうで、有名人のニュースにも左右されていると思われますので、どんな情報を提供するかは大事だと思います。

また、若者はインターネットの検索結果に対して、そのまま信じてしまう傾向がある!?そうです。

Googleで検索した時の検索結果画面の一番上に表示されているものは、「広告」「最も関連性の高い検索結果」「最も人気がある検索結果」のどれかと尋ねたところ、12~15歳の約70%が広告と理解しておらず、約20%は「検索結果に表示されていることは真実に基づいた情報である」と信じていた

だからかもしれませんが、10代が「INSTAGRAM」「TWITTER」で検索するのは「今」「リアル」というモノの価値観が高くなっているからで紹介した若者を対象にしたLIDDELL調べ(2016年2月)によれば、検索サービスとして、TwitterやInstagramを利用している若者が多いそうです。

【参考リンク】

ティーンエージャーなどの若者は、セレブが企業から何らかの報酬を受けた上でSNSで情報を発信していると思ったら、セレブではない一般人のインフルエンサーの情報や友達の情報だけを信じるようになるのではないでしょうか。

→ 知りたいことは全部「友達」が教えてくれた|10代はソーシャルメディアの言葉を信じてしまう について詳しくはこちら