電子母子手帳アプリ提供開始 「マイME-BYO(未病)カルテ」と連携でお薬情報も管理できる|神奈川県





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by dailycloudt(画像:Creative Commons)

電子母子手帳アプリ、神奈川県が提供開始

(2016/9/12、日経デジタルヘルス)

神奈川県は、電子化した母子健康情報をスマートフォンで利用する「電子母子手帳アプリ」の提供を、横須賀市など8市町を対象に2016年9月6日より開始した。

神奈川県では電子母子手帳アプリの提供を開始したそうです。

このアプリでは母親や子供の健診情報や予防接種のスケジュール管理ができるそうです。

この取組の中で気になるのが、自分の健康情報を一括管理する「マイME-BYO(未病)カルテ」と連携です。

マイME-BYOカルテとの連携では、お薬情報なども一覧で管理できる。データが県のサーバーでバックアップされているため、災害時のデータ保全としても役立つ。

「お薬手帳」を避難時に持ち出すことの有効性が熊本地震で再確認によれば、熊本地震で、避難時に服薬履歴を書いた「お薬手帳」を持ち出すことの有効性が再確認されています。

お薬手帳を見ることで、それまで要観察者リストから漏れていた人も病気の特定ができ、健康状態の悪化を防ぐことができたケースがある一方で、お薬手帳がないために、適切な薬の処方を判断に苦しんだケースもあったそうです。

岡山赤十字病院の薬剤部では錠剤の包装ケースなどを撮影しておく方法を提案していましたが、この「電子母子手帳アプリ」は「マイME-BYO(未病)カルテ」の連携によってお薬情報が管理できることで、災害時の時にも活用されることが期待されます。







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