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> 健康・美容チェック > 糖尿病 > たばこをやめると糖尿病リスク高まる、体重増加が影響|ジョンズ・ホプキンス大学
(2010/1/5、Bloomberg)
たばこをやめると糖尿病のリスクが高まる傾向があることが、米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルティモア)の研究で分かった。
禁煙が通常、体重増加につながることが影響しているとみられる。
米ジョンズ・ホプキンス大学の研究によれば、たばこをやめると糖尿病のリスクが高まる傾向にあるそうです。
これは、禁煙によって、(食事が美味しくなり、)体重増加することが影響していると考えられるそうです。
このように書くと、タバコを吸っている人は、禁煙をしてはならないと言っているように聞こえますが、そうではありません。
だからといって喫煙者はこの研究結果を、たばこをやめない口実にしてはならないと、医学誌アナルズ・オブ・インターナル・メディスンで4日公表された論文は警告している。
この研究結果を口実にタバコをやめないということがないようにして欲しいですね。
内科・伝染病専門助教授のイエ氏は発表資料で「要するに、たばこを吸い始めるなということだ」とした上で、「吸っているならやめるべきだ。それは正しいが、体重増加にも注意を払う必要がある」と説明している。
タバコをやめるときには体重増加に注意してくださいね。
今回の研究の具体的な数値は以下の通り。
研究チームは45-64歳の約1万1000人について、9年間のデータを調査。対象期間の3-5年前にたばこをやめた人は2型の糖尿病になる確率が、もともと喫煙の習慣のない人に比べ80%高かった。
研究開始後の3年間にたばこをやめた人は73%高く、禁煙後の最初の3年間に糖尿病のリスクが最も高まることが示された。
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