by U.S. Embassy Tel Aviv(画像:Creative Commons)
(2010/3/10、朝日新聞)
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群=メタボ)だと、かかる医療費は1.6倍――。
中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽを運営する全国健康保険協会が10日、こんな分析結果をまとめた。
血圧や腹囲の数値が高いメタボ予備群でも、いずれも正常値の人より医療費が高かった。
<中略>
メタボの男性1人当たりの外来の医療費(薬代を含む)は平均11万2705円で、該当しない人(7万9619円)の1.4倍かかった。
女性のメタボ該当者は、該当しない人の1.6倍の13万9390円に上った。
入院医療費でも、メタボ男性が1.3倍、メタボ女性が1.5倍かかるという結果になった。
メタボになると、かかる医療費が5割増しになるそうです。
以前ブログ記事で知らないと損する!医療費徹底節約|たけしの本当は怖い家庭の医学を取り上げたのですが、糖尿病・高血圧・脂質異常症(高脂血症)・動脈硬化などになると、治療が必要となり、医療費が増えます。
また、こうした生活習慣病になると、同時にさまざまな合併症になることもあり、さらに医療費が高額になる可能性が高くなります。
生涯医療費をできるだけ低くするには、その時々の段階での治療をきちんと行うことが重要です。
また、メタボリックシンドロームの段階できちんとした対策をとることも医療費を低くする方法ともいえます。