■間違ったダイエットでビタミンB12が欠乏するとどうなるか?
by Vetatur Fumare(画像:Creative Commons)
2010年4月13日放送の「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」で、間違ったダイエットについて触れていました。
ミスコンの日本代表を目指していた女性は、野菜だけを食べる、調理法はゆでるだけといった極端なダイエットを続けてしまい、ビタミンB12が欠乏していました。
そうした状態で、手術の麻酔にビタミンB12を破壊してしまう笑気ガスを利用したため、体の中のビタミンB12がなくなってしまい、亜急性連合性脊髄変性症(脊髄の病気。神経が侵され全身の脱力感や、手足の感覚異常、歩行障害といった症状を起こす)になったというケースです。
ビタミンB12が欠乏すると、以下のような症状が現れます。
ビタミンB12 – MSDマニュアル家庭版
ビタミンB12は成熟した血球細胞をつくるのに必要なため、このビタミンが欠乏すると、異常に大きな赤血球や異常な細胞核をもつ白血球が特徴的な貧血になります。
<中略>
ビタミンB12欠乏症は、特に60歳以上の人では、貧血がみられなくても神経障害を引き起こすことがあります。
腕より脚に早い段階で影響が出ます。
手足にピリピリした感覚が生じ、脚、足、手の感覚が失われます。
生理的なふるえが生じ、位置感覚も失われます。
軽度から中等度の筋力低下が起こり、反射が失われます。
歩行が困難になります。
意識障害、過敏、軽いうつがみられる場合もあります。
ビタミンB12欠乏症が進行すると、意識の混濁や妄想症が生じ、痴呆などの精神機能障害がみられます。
今回のドラマの中でも、ビタミンB12が欠乏したことによって、貧血・神経障害・ふるえ・歩行困難などといった症状が出ることを紹介していました。
今回の内容は、健康的なダイエットをするには、正しい知識を身につける必要があることを考えさせられました。
バランス良い食事が大事ということですよね。
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