キューブ型ロボット「Primer」|折りたたみ式外骨格で陸上・水上・空中移動が可能に|MIT CSAIL


参考画像:Transforming Robots with Origami Exoskeletons|YouTubeスクリーンショット




■キューブ型ロボット「Primer」|折りたたみ式外骨格で陸上・水上・空中移動が可能に|MIT CSAIL

“SUPERHERO” ROBOT WEARS DIFFERENT OUTFITS FOR DIFFERENT TASKS

(2017/9/27、MIT CSAIL)

Dubbed “Primer,” a new cube-shaped robot can be controlled via magnets to make it walk, roll, sail, and glide. It carries out these actions by wearing different exoskeletons, which start out as sheets of plastic that fold into specific shapes when heated.

MIT(マサチューセッツ工科大学)のCSAIL(Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory)が発表したのは、折りたたみ式のキューブ型ロボット「Primer」です。

「Primer」は、加熱すると特定の形状に折り畳まれるシートの外骨格をつけていて、磁石を使って歩く、転がす、帆走する、滑るなどの操作が可能です。

Transforming Robots with Origami Exoskeletons

■まとめ

これまでにも折り紙からインスピレーションを受けたロボットや血液の中を泳ぐ小さな医療用ロボットについていくつか取り上げてきました。

これまでのマイクロロボットは動き方のパターンは単純なものでしたが、今回紹介した動画によれば、陸上での移動ができる「Walk-bot」、「Wheel-bot」、水の上に浮くことができる「Boat-bot」、紙飛行機(グライダー)のように滑空できる「Glider-bot」のように外骨格を身にまとうことによって、移動手段が増えています。

「Microbot Origami」|単一細胞をつかんで輸送することができる超小型ロボットを開発|米ノースカロライナ州立大学・デューク大学で紹介した磁場を通したエネルギーを使って形を変えることにより、多くのタスクを実行することができるロボットと組み合わせれば、いろんな場所で多くの機能を果たすことができるロボットができるのではないでしょうか。







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