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ニュースではウクライナ・ロシアとの関係をこれまでの歴史から伝えていますが、食の観点から見てみると、また違った見え方をするのではないかと思って調べてみました。
●ロシアとウクライナは隣国であり、共通の料理がたくさんある。
●例えば、ボルシチはウクライナ発祥と言われ、ユネスコの無形文化遺産に登録されるよう申請したほど。ただこれにはロシアは不快感を示している。
●同じボルシチといってもウクライナとロシアでは違っていて、決まったレシピは国内はもとより、地域の中にも存在しない。「これは本物のボルシチではない!」というほどボルシチ論争があるほどで、つまり、人それぞれのボルシチがあるということ。
ルーツを同じにする国同士が食でも争っていたなんて…。
ウクライナ・ロシアの料理にはもちろんボルシチだけでなくほかにも、ピロシキやビーフストロガノフ、カツレツ、ガルブツィー(ロールキャベツ)など日本でも知られている有名な料理もありますね。
「お互いのボルシチ美味しいなぁ。」だなんて平和な状態になるといいなぁ。
【参考リンク】
- ロシアのボルシチとウクライナのボルシチの違いとは?|RUSSIA BEYOND
- ウクライナの食事|在ウクライナ日本国大使館
- 『俺もうボルシチとかロシア料理食べない!』『あれはウクライナ料理だよ』『じゃ、ピロシキ!』『それも微妙にウクライナ』『ウクライナ好き』|togetter
- 「ボルシチはウクライナ料理」ユネスコ遺産申請され、ロシアが不快感(2021/4/3、東京新聞)