【家庭料理の視点から】妊娠前に低体重だった母親から生まれた子供は低出生体重児に約1.6倍、早産が約1.2倍に増加する!




妊娠前の女性の「やせ」が出産時の母子の健康に影響 ~低出生体重児や早産の可能性が高まることが明らかに~(国立成育医療センター)によれば、妊娠前に低体重(BMI 18.5未満)だった母親から生まれた子どもは、低出生体重児が発生する可能性の比が約1.6倍、早産が約1.2倍、在胎不当過小児(SGA; Small for Gestational Age;妊娠週数に対して出生体重が平均より小さい赤ちゃんのこと)が約1.6倍に増加することがわかりました。

【参考文献】

未熟児の出産率上昇 女性の「痩せ願望」が原因を参考に低体重児の健康への影響をまとめてみます。

●妊婦がやせていると2500グラム未満の「低出生体重児」を出産するリスクが高くなる

●低出生体重児は増加傾向

厚生労働省発表の人口動態統計によると、1990年の全出生数に対する低出生体重児は6.3%だったが、2004年には9.4%に上昇

●元々BMIが低い女性は妊婦となった後も体重が思うように増えず早産して低体重の新生児を出産する可能性が高くなる

●低体重の新生児は将来太りやすく、生活習慣病にかかりやすいという指摘もある

■【家庭料理の視点から】

日本人の平均身長が低下しているのは低出生体重児の増加が原因!?「妊娠中の適切な体重増加の推奨」の影響もある!?でしょうかした国立成育医療センターによれば、1980年以後に生まれた日本人の平均身長は低下しており、低出生体重児増加も一因になっている可能性があるそうです。

その原因の一つが「妊娠中の適切な体重増加の推奨」で体重を気にしすぎて低出生体重児が増加したからではないかという意見がありました。

これまで低出生体重児の増加には女性のヤセ願望・女性のヤセすぎ問題と関連して取り上げられることが多かったです。

【関連記事】

ただ一つの可能性として「妊娠中の適切な体重増加の推奨」によって、それほど気にする必要がなかった人が過度に気にしすぎてしまって、体重をコントロールしようとした結果、低出生体重児が増加しているのではないでしょうか?

→ 「妊娠中の体重増加指導の目安」が変更になってるって知ってた!? について詳しくはこちら

■まとめ

妊娠前の女性のやせが出産時の母子に影響を与えることから、妊娠前から適正体重にすることが大事というわけですね。







【関連記事】

「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

ばあちゃんの知恵袋

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の中心に置いている憲法を読む