食品用使い捨て手袋の交換タイミングとは?厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」を参考にして




食品用手袋をいつ交換しないといけないのか?について興味があるので、厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」(同一メニューを1回300食以上または1日750食以上提供する施設向け)を参考に調べてみました。

■食品用手袋の目的

手袋は手洗いの代替ではなく、二次汚染防止のための補助具として使用します。

着用前には必ず手洗い・消毒を行い、汚染された手袋は再利用せず速やかに廃棄する必要があります。

■基本的な交換タイミング

1)作業開始前および用便後
2)汚染作業区域から非汚染作業区域に移動する場合
3)食品に直接触れる作業にあたる直前
4)生の食肉類、魚介類、卵殻など微生物の汚染源となるおそれのある食品等に触れた後、他の食品や器具等に触れる場合
5)配膳の前

これらは手洗いをしっかり行うタイミングとほぼ同じです。

■具体的な例

1)未加熱の生肉・魚介類などを扱った後、別の作業(特に加熱済み・生食用食品の取扱い)に移る時 → 直ちに交換
2)汚染の可能性があるものに触れた時
現金、ドアノブ、ゴミ箱、段ボール・外箱、トイレ関連、自分の顔・髪・マスク、汗をかいた後、電話対応など → 直ちに交換
3)作業内容が変わる時、作業を中断する時
4)手袋が破れた・汚れた・濡れた場合
5)長時間連続着用の場合
内側が蒸れて菌(黄色ブドウ球菌など)が増殖しやすいため、定期的に新しいものに交換する(外見上問題なくても推奨)。

米国FDAなどでは連続4時間ごとの交換を目安とする例もありますが、日本では「定期的」が基本です。

■キッチンカー・飲食店などでの現実的な対応例

お金を触った後は手袋を替えるのが衛生上望ましいが、実際にはアルコール消毒で対応している店舗も多いそうです。(有名ファストフードなど)。

手袋をしているからといって安心せず、汚染源に触れたら交換・消毒を徹底する意識が重要。

■その他の注意点

●手袋着用前に必ず清潔な手で扱う(汚れた手で箱から取り出すと表面が汚染される)。
●着脱時は表面を素手で触らないよう、外側が内側になるように外す。
●傷がある場合は絆創膏の上から保護用手袋+作業用手袋の二重にするなどの対応を。

■まとめ

食品用手袋の交換の基本は「汚染の可能性がある行為の後・清潔作業の前」です。

このことは一般の私たちにも手洗いのタイミングとして参考にするといいのではないでしょうか?







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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