英国の大酒飲みに黄信号、肝疾患死亡率10年で25%増


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by Kevin Galens(画像:Creative Commons)

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英国の大酒飲みに黄信号、肝疾患死亡率10年で25%増

(2012/3/24、AFPBB)

英国では過去10年の間に、肝疾患による死亡率が25%上昇した。

主な原因はアルコール摂取の増加にあるという。

英国の「全国終末期医療情報ネットワーク(National End of Life Care Intelligence Network)」がまとめた2001年~09年の統計が22日に発表された。

これによると、「大酒飲みカルチャー」で悪名高い英国の肝疾患による死の3分の1以上が、アルコールに関連する肝疾患だったという。

また肥満、B型肝炎、C型肝炎も肝疾患による死亡率を高める要素となっていた。

英国では、アルコール摂取の増加により、過去10年の間に、肝臓の病気による死亡率が25%上昇したそうです。

今回の記事では、アルコールに関する肝疾患での脂肪が増えているということでしたが、もしかすると、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)も増えているかもしれません。

もう一つ、この記事には気になるポイントが。

貧困地域と裕福な地域を比べた場合、前者のほうがアルコール関連の肝疾患での死亡率が3倍高かった。

貧困地域のほうがアルコールに関する肝疾患での死亡率が3倍高かったそうです。

貧困地域のほうがアルコールを多く飲む傾向にあるのか、それとも肝疾患を治療できずにいるのか、どういった原因があるのか気になるところです。

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