すい臓がんを早期発見する方法を開発したのは15歳!?将来的には生存率が100%になる可能性も?


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■すい臓がんを早期発見する方法を開発したのは15歳!?将来的には生存率が100%になる可能性も?

Jack Andraka 2012 ISEF Winner

by Intel Free Press(画像:Creative Commons)

15歳の天才高校生が、すい臓がんの早期発見法を開発!5年後には生存率が100%に?

(2015/3/5、TABI LABO)

アンドレイカ君が開発した方法は、すい臓がんをたったの3セント(3円)、時間にして5分で判定できるというもの。

従来の方法と比べると168倍速く、26,000分の1以下の費用ででき、400倍の精度がある。

この検査によってがんが早期に発見されれば、患者には100%に近い生存率がある。そして今後2〜5年で、すい臓がん患者の生存率は現在の5.5%から100%近くに引き上げられる可能性がある。

2013年にすい臓がんを早期発見する画期的な方法を発見したのは当時15歳のジャック・アンドレイカ君だったそうです。

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詳しくは元記事をご覧頂きたいのですが、すい臓がんを発見する方法を簡単にまとめると、

すい臓がんになると検出される8000種類のタンパク質を納めたデータベースの中から

・がんの初期段階からすべての患者において血中レベルが高くなる
・がんである場合のみ変化が見られる

というタンパク質を発見し、一種類の特定のタンパク質にだけ反応するという性質をもつ「抗体」の性質を組み合わせるというものです。

■まとめ

今回の記事の中にもある通り、すい臓がんは早期発見が難しく、見つかった時には手遅れである場合が多いと思い込んでいました。

「すい臓がんの85%が見つかった時には手遅れで、生存率は2%以下」

常識を疑うことから新しい発見があるんですよね。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・チェック について詳しくはこちら







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