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■糖尿病診断後1年以内に「眼科を受診しない」が6割|糖尿病網膜症の予防に関する実態・意識調査
糖尿病診断後1年以内に“眼科を受診しない”が6割 バイエル・参天調査
(2015/4/24、ミクスオンライン)
バイエル薬品と参天製薬が2型糖尿病患者1000人を対象に行った調査によれば、糖尿病の診断後、1年以内に眼科を受診しない患者が約6割にのぼることがわかったそうです。
その理由は次のとおり。
未受診の理由をたずねたところ(n=239)、「糖尿病治療医から眼科を受診するように言われなかったから」が48.5%でトップ。「特に理由はない」24.7%、「日常生活に支障が出ていなかったから」22.2%だった。
糖尿病に関して知識がある人であれば、糖尿病には合併症があり、その中でも糖尿病網膜症は失明するリスクがあるため、一度受診したほうがいいと思うかもしれません。
しかし、ほとんどの方はそうしたリスクがあることを知らないと思いますので、糖尿病治療医から糖尿病網膜症のリスクがあることを伝えられていなければ、眼科を受診することを考えもしないのではないでしょうか。
糖尿病治療の一連の流れとして眼科受診を促していくようにすることが必要になってくると思います。
→ 糖尿病網膜症とは|糖尿病網膜症の症状・治療・対策・予防 について詳しくはこちら。
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