Can You Tell A Girl’s Ass From A Guy’s Ass?
目隠しをして他人のお尻を触ったとき、そのお尻の性別を当てられるか?という実験の動画です。
この動画を見ると、正答率が高い人もいるのですが、間違っている人も多いようです。
ところで、こちらの画像は有名なホムンクルス人形です。
by Mike(画像:Creative Commons)
「海馬 脳は疲れない」(著:池谷裕二・糸井重里)によれば、ホムンクルス人形(体のそれぞれの部分を支配している「神経細胞の量」の割合を身体の面積で示した図)によれば、手や舌に関係した神経細胞が非常に多いそうです。
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また、「愛撫・人の心に触れる力」(著:山口創)でも同様の説明がなされています。
解剖学者のワイルダー・ペンフィールドによる有名なホムンクルスの図である。様々な身体部位を司る脳の部位は異なっており、その大きさも異なる。そこで、それぞれの身体部位に占める脳の割合の大きさから逆算して、体の大きさを描いたものである。これをみると、脳の中で背や腹よりもいかに手と口の周辺が占める割合が大きいかがよくわかるだろう。
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ホムンクルス人形によれば、手の触覚は優れた感覚を持っているはずなのですが、今回の実験によれば、視覚がなければ、性別さえも当てることができないという結果になっています。
なぜこのような結果になったのでしょうか?
考えられる理由は3つ。
1.触覚が衰えている
現代人の生活はあまりにも視覚が重視されています。
そのために、その他の感覚が衰えてしまっているのではないかと考えられます。
以前同様の実験が行われていれば、このことが証明できるかもしれませんが、一つの推測です。
2.男性と女性のお尻に差がない
今回の実験では肌に直接触れているわけではないので、厳密な意味での触覚の実験とは言えないかもしれませんが、もしかすると、男性と女性のお尻にはそれほど性別を判断できるほどの差がないのかもしれません。
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3.目隠し実験をした側の比較する材料が乏しい
目隠しをしてお尻を触る実験でしたが、そもそも他人のお尻を触り比べることがないため、比較する材料がなく、判断できなかったかもしれません。
■まとめ
触覚が今後のキーワードとなるので、こうした実験は増えていくかもしれませんね。
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