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【目次】
■逆流性食道炎チェック
by Beta-J(画像:Creative Commons)
(2015/12/21、朝日新聞デジタル)
日本医科大大学院の岩切勝彦教授による逆流性食道炎チェックを紹介します。
1.胸のあたりがチリチリと熱い
2.口の中に酸っぱい感じがある
3.食後のげっぷが最近増えた
4.就寝前に食事をすることが多い
5.食べ過ぎが続いている
6.お酒をたくさん飲んでいる
7.油っこいものをよく食べている
8.早食いの癖がある
■逆流性食道炎チェック【解説編】
1.胸のあたりがチリチリと熱い
2.口の中に酸っぱい感じがある
3.食後のげっぷが最近増えた
1~3は逆流性食道炎の典型的な症状です。
逆流性食道炎の主な症状は次の通りです。
- 胸やけ
- 呑酸(どんさん:すっぱい液体が口まで込み上げてくる)
- 喉がつかえる感じがする(のどに詰まっている感じ)
- のどに違和感がある
- 胃が痛いと感じる
- 食後の「ゲップが多い」のはどんな病気!?げっぷがよく出る原因とは?が多い
4.就寝前に食事をすることが多い
5.食べ過ぎが続いている
6.お酒をたくさん飲んでいる
7.油っこいものをよく食べている
4食べてすぐ寝ると胃酸の逆流が起きやすくなり、睡眠の質も落ちます。
56食べ過ぎやアルコールの過剰摂取は胃の働きを悪くします。
7油っこいものは胃酸の分泌が増えます。
胃袋では、食べ物を溶かして腸で吸収するため、胃壁から塩酸とたんぱく質分解酵素が加わった強力な胃液が出ています。
通常は、胃の内容物が食道に戻らないように、下部食道括約筋で締めた状態になっているのですが、脂肪分のとりすぎや食べ過ぎによって、胃が膨らむとこの筋肉が緩む生理現象によって、胃酸が逆流することがあります。
また、脂肪分のとりすぎや食べ過ぎによって、胃酸が増えることで、胃酸の逆流を起こしやすくなります。
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8.早食いの癖がある
8.早食いは飲み込む空気の量も多くなり、げっぷが増えます。
「ゲップが多い」のはどんな病気!?げっぷがよく出る原因とは?によれば、食事をする際に、食べ物と一緒に空気を飲み込むことによって、食道や胃に入った空気をゲップとして吐き出します。
ゲップが多い場合には、早食いやドカ食いをしている習慣がないかチェックしましょう。
■まとめ
どれくらい当てはまりましたか?
逆流性食道炎チェックに多く当てはまった人は一度診てもらいましょう。
→ 逆流性食道炎の症状・原因・治し方・食事 について詳しくはこちら
→ 胃痛(胃が痛い)|胃の痛みから考えられる病気とその原因・特徴的な症状 について詳しくはこちら
→ 胃が痛い・胃の痛み|胃腸の病気の症状・原因・予防 について詳しくはこちら
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