by David Martyn Hunt(画像:Creative Commons)
5月23日は「キスの日」なのだそうです。
そこで、キスの日の由来やキスの意味、キスがもたらす健康効果についてまとめてみました。
【目次】
■キスの日の由来
昔の日本映画のキスシーンの公開に由来しているそうです。
【キスの日】
5月23日1946(昭和21)年のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画となった、佐々木康監督の「はたちの青春」が封切られた。
主演の大坂史朗と幾野道子がほんのわずかに唇を合わせるだけのものだったが、話題になり、映画館は連日満員だったんだって。— 今日は何の日? (@what_today_) 2016年5月22日
今日は #キスの日 なんだって!
キンキンに冷えたコカ・コーラとキスしてみない? pic.twitter.com/9616aLuvoI— コカ・コーラ (@CocaColaJapan) 2016年5月22日
今日は、#キスの日 とやらで盛り上がりそうじゃな!何やら昔の日本映画のキスシーン公開に由来しとるそうな。
わしはキスの天ぷらを肴に、水割りグラスに口づけといくかの!
( ´ – `).。oO(うーん、レモン味) pic.twitter.com/tvCCFKlc4U
— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) 2016年5月22日
■キスの意味
人はなぜキスをするのか?で紹介した英オックスフォード大学の調査によれば、人はキスで相手の“味”や“匂い”を感じ取り、そこから健康状態などの情報を収集し、自分との相性をはかっているそうです。
美男美女はキスが好き!?|女性が男性よりもキスを重視している理由とは?によれば、「女性は自分とまったく異なる遺伝子情報をもつ男性の匂いに惹き付けられることが分かっている」そうで、キスでパートナーを潜在的に探しているそうです。
好きな相手の気持を動かす方法として「ボディタッチ」が効果的な理由によれば、「愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンは、愛する人と手を握ったり、キスしたリ、ハグするときなどに多く分泌されるそうです。
オキシトシンは男女との間の絆(愛情・信頼)を生むホルモンです。
つまり、キスは、相手との相性をはかると同時に、相手との絆をもたらしてくれるのです。
■キスの効果
●アレルギー反応の抑制
キスをするとアレルギー反応が抑制される!?|イグ・ノーベル賞によれば、アレルギー性の鼻炎や皮膚炎の患者60人に、恋人や配偶者と30分間キスをしてもらい、その前後で、スギ花粉やダニに対するアレルギー反応の変化を調べた結果、キスをしたあとには、腫れが小さくなり、アレルギー反応が抑制されることを明らかになったそうです。
●ストレスホルモンの減少
キス、それは化学反応の問題|ヘレン・フィッシャーによれば、キスをしたグループの男性はオキシトシンが急増したが、同じグループの女性では同ホルモンが減少したそうで、また、ストレスホルモンといわれるコルチゾールのレベルはすべての人で減少したそうです。
●免疫機能が活発化
恋をするとキレイになるのはなぜ?|世界一受けたい授業 5月1日で紹介したイギリスの研究(リーズ大学 コリン・ヘンドリー博士の研究より)によれば、キスをすると免疫機能が活発化するそうです。
また、カナダの研究(ウィルフレッド・ローリエ大学 アーサー・サズボ博士の研究より)によれば、キスには寿命を延ばす効果があるそうです。
●エストロゲン(女性ホルモン)が安定
キスを見ると女性ホルモンが安定し、いい恋愛をするためのイメージトレーニングになる?によれば、キスをしているのを見るだけで“恋がしたくなる”なる「純愛モード」になると、エストロゲン(女性ホルモン)が安定することで、生理周期が安定しない人が安定する可能性もあるそうです。
■初対面の人とキスすると関係性はどう変わるか?
初対面でキスする10組を撮った『FIRST KISS』【動画】
初対面の人とキスする10組を撮った動画(3分28秒)です。
キスする前とキスした後では、お互いの関係性が変化しているようにも見えます。
まるで一種の共犯関係ともいえるような、問題を乗り越えた同志ともいえるような、何と言うか、ぴたりと当てはまる適切な言葉が浮かびませんが、2人の関係性に何らかの心の変化があるのが伝わってきます。
■まとめ
5月23日は初めて日本映画でキスシーンが解禁された日。