「がん」カテゴリーアーカイブ

オズワルドの畠中悠さんの病気は初期の腎臓がんが判明し入院し手術へ




オズワルドの畠中悠(36)さんがラジオ「ほら!ここがオズワルドさんち!」で、1月に泌尿器科で検査を受けた結果、初期の腎臓がんと診断され、一時活動を休止して入院し、手術を受けることを報告しました。

芸能人の方で腎臓がんが見つかった方でははんにゃ川島さんや藤崎マーケット田崎佑一さんのことを思い出します。

はんにゃ川島さんの病気は腎臓がん 手術を告白|#しくじり先生によれば、はんにゃ・川島章良(当時34)さんが「しくじり先生 俺みたいになるな!!2時間スペシャル」に出演し、2014年11月に健康診断を受けたところ、腎臓がんが見つかり、2015年1月に摘出手術を受けていたことを告白しました。

●藤崎マーケット田崎佑一さんが人間ドックを受診した際、左の腎臓に腫瘍が見つかり、腫瘍は約2・5センチと摘出すれば安心な大きさだったため、腹腔鏡手術で左腎臓を部分切除し、病理検査の結果、悪性の左腎がんとわかったそうです。(2017年)

【追記(2024/3/14)】

オズワルド畠中悠、腎臓1個摘出していた「ワンオペです」復帰の冠ラジオ番組で告白も万全強調(2024/3/14、日刊スポーツ)を参考に、畠中さんが腎臓がんを発見してから手術までの経緯をまとめます。

2023年11月に空気階段の鈴木もぐらさんとともにPET検査を受診
→2024年1月に行った泌尿器科のCTスキャンで発覚
→2月29日に手術を行ない腎臓一個を摘出(がんが内部に出来ていて残る可能性があったため)
→現在は野菜を食べたり自炊をする生活に。

今回のラジオによれば、「去年肺炎になってタバコも止めて、今度腎臓がんになって野菜を食べたり自炊したりとかして」といっていたことから、がんになっても長生きできる生活習慣|たけしの家庭の医学を参考にすると、これまでがんのリスクの高い生活をしていたと考えられます。

がんのリスク問診

がんのリスクを上げる条件は、「はい」の点数だけグラフが上がっていく

がんのリスクを下げる条件は、「はい」の点数だけグラフが下がっていく

がんのリスクを上げる条件

  1. 年齢が50代以上である
  2. 両親・兄弟姉妹の中でがんにかかった人がいる
  3. 今たばこを吸っている(2点)
  4. 過去に一年以上たばこを吸っていたことがある=今吸っている方も含む
  5. 毎日2合以上に相当する飲酒をしている
  6. 味付けは濃いほうが好き
  7. 肥満体である
  8. 糖尿病にかかっている

がんのリスクを下げる条件

  1. 野菜を毎日小鉢で5皿以上食べている
  2. 果物を毎日1皿以上食べている
  3. 週2回以上息がはずむ程度の運動をしている
  4. コーヒーを毎日飲んでいる
  5. 大豆製品を毎日食べている
  6. 1日2回以上歯を磨いていいる
  7. 緑茶を毎日5杯以上飲んでいる

問診の点数(合計2点以上)が高いと、生活習慣を改善しないと、がんになったら長生きできない可能性が高い人なのだそうです。

■腎臓の機能

腎臓は、血液を濾過し、余分な老廃物や塩分を取り除くという、重要な役割を担っています。

さらに、赤血球を作るホルモンを作り、全身に酸素を行き渡らせたり、血圧を調整したりするなど、生命を維持する上で欠かすことのできない臓器です。

腎臓のろ過機能は糸球体で行われているのですが、その糸球体は損傷しても再生しないため、機能不全や損傷した場合は塩分・カリウムの制限や人工透析が必要となります。

現代人は腎臓に負荷を与える塩分摂取量が多いため、負荷がかかりやすく、知らない間にも腎臓にダメージを与えている場合があります。

→ 腎臓の働き・機能・位置 について詳しくはこちら

■腎臓がんとは

腎臓がんは本来40代以上、特に50代、60代に多い病気なのですが、最近では20代、30代の発症が増加しているそうです。

腎臓がんの初期段階では症状が現れにくいそうです。

腎臓がんの代表的な症状は次の通り。

  • 腹部の疼(とう)痛
  • 血尿
  • おなかのしこり
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 全身倦怠感
  • 発熱
  • 貧血

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事 について詳しくはこちら

腎臓がんのリスク要因は、喫煙・肥満などが挙げられるそうです。

メタボリックシンドロームを放っておくと、腎臓の機能が60%未満に低下する慢性腎臓病になる恐れがあるそうです。

メタボ→高血圧高血糖動脈硬化→糸球体のろ過機能低下→腎臓機能低下

メタボリックシンドロームになると、高血圧、高血糖などが原因で全身の血管が動脈硬化を起こします。

腎臓の血管でも動脈硬化が起こり、腎臓にある糸球体(血液をろ過する腎臓の血管)が動脈硬化を起こすことで、濾過する能力が低下します。

その結果、腎機能の低下が起こります。

また、脂肪肝(非アルコール性脂肪肝)によって慢性腎臓病のリスクが高くなる!?によれば、非アルコール性脂肪性肝疾患により慢性腎臓病となるリスクが1.55倍になるそうです。

脂肪肝の原因の主なものとして、カロリーオーバーな食事が挙げられますが、同様に腎臓に負担がかかる原因に、糖分の多い食事や高脂肪の多い食事があります。

糖分の多い食事や高脂肪の多い食事が続くと、血液中に「糖」や「脂肪」が増加し、それによってろ過する穴を広げてしまうため、糸球体のろ過する機能がうまく働かなくなってしまうからです。

つまり、肥満につながる生活習慣が腎臓に負担をかけてしまう生活習慣といえます。

●腎臓がんの検査

腎細胞がんを見つける検査としてはまずは体への負担が少ない超音波検査(エコー検査)を行ないます。

超音波検査でがんの疑いがあった場合に、CTやMRIといった画像診断を行ないます。

また、腎盂がんの場合は、尿細胞診検査や尿管鏡検査を行なうことがあるそうです。

●腎臓がんの手術

腎細胞がん、腎盂がんともに外科手術が治療法の第一選択肢なのだそうで、近年では、腹腔鏡を使った手術が普及しているそうです。

■まとめ

腎臓がんは近年20代、30代にも増えている病気で、リスク要因は喫煙や肥満などが挙げられます。

生活習慣を見直す機会にしてみてはいかがですか?

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事 について詳しくはこちら







【腎臓の病気関連記事】
続きを読む オズワルドの畠中悠さんの病気は初期の腎臓がんが判明し入院し手術へ

経済評論家の山崎元さん死去 病気は食道がん




経済評論家・山崎元さん死去、65歳 雑誌やテレビで資産運用を解説(2024/1/5、朝日新聞デジタル)によれば、経済評論家の山崎元(やまざき・はじめ)さんが食道がんで亡くなったそうです。65歳でした。

「癌」になって、考えたこと、感じたこと(0)(2023/8/26、note)によれば、2022年の夏に食道癌が見つかったそうです。

■有名人と食道がん

■食道がんを予防する方法

●禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取

食道がんの再発リスクを禁酒で抑制できる|食道がんの予防には禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取|京都大学によれば、京都大の武藤学教授らの研究チームが行なった330人の早期食道がん患者の追跡調査によれば、禁酒をすることによって食道がんの再発の割合は半分に抑制されることが分かったそうです。

飲酒で顔赤くなるアジア人、食道がんのリスク高い=研究では日米の研究チームによれば、飲酒で顔が赤くなるアジア系の人々は、食道がんにかかるリスクが高いという研究結果が発表されているということを紹介しましたが、実際に飲酒と食道がんにはどれほどの関連性があるのでしょうか?

飲酒と食道がんの発生率との関係について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

飲酒については、飲まないグループに比べ、1日当たり日本酒にして1合以上から食道がんのリスクが上がり、1合から2合のグループで2.6倍、2合以上のグループで4.6倍高くなっていました。

国立がん研究センターによれば、お酒の飲む量が多くなればなるほど食道がんのリスクが高くなるということが分かっています。

お酒に弱いのに飲酒・喫煙をすると食道がんリスク190倍になる!?で紹介した東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究によれば、顔がすぐに赤くなるお酒に弱い体質の人が飲酒・喫煙をすると、食道がんになるリスクが190倍になる可能性があるそうです。

「お酒を飲むと顔が赤くなる」という体質の人が飲酒・喫煙すると食道がんのリスクが高くなる理由としては、東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究で分かったことを参考にすると、次のような仮説が考えられます。

  • アセトアルデヒドをアルコールから作る酵素と、アセトアルデヒドを分解する酵素の2つが、食道がんのリスクに関連している。
  • 発がん性が指摘されているアセトアルデヒドは、お酒だけでなく、タバコの煙に含まれている。

つまり、お酒に弱い人(2つの酵素を作る働きが弱い人)が、飲酒・喫煙をすると、アセトアルデヒドが増えることで、食道がんになるリスクが高くなるという仮説が考えられます。

食道がんを予防するためには、禁酒・禁煙が望ましいと考えられるのですが、今回の京都大学の研究ではもう一つ重要なことがわかっています。

食道と頭頸部での扁平上皮がん発生増加原因を検証―食生活と前がん病変、がん発生との関連性―

(2016/8/25、京都大学)

武藤学 医学研究科教授らの研究グループは、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生程度には、飲酒、喫煙、緑黄色野菜の摂取という三点が関連していることを明らかにしました。

京都大学の武藤学 医学研究科教授らの研究によれば、飲酒、喫煙をして、緑黄色野菜を食べないと、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生リスクが上昇することが分かったそうです。

つまり、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的であることが分かったということです。

野菜・果物摂取と扁平上皮細胞由来食道がんとの関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

野菜・果物の高摂取グループでは、低摂取グループに比べ食道がんのリスクがほぼ半減していました。野菜・果物の合計摂取量が1日当たり100グラム増加すると、食道がんのリスクが約10%低下していました。

この研究でのポイントは、くだものを多く摂取するグループや野菜を多く摂取するグループよりも、野菜・果物の両方の摂取量が多いと、食道がんのリスクが低下しており、野菜・果物の合計摂取量が1日当たり100グラム増加すると、食道がんのリスクが約10%低下しているということです。

野菜・果物の種類別には、キャベツ・大根・小松菜などが含まれる十字花科の野菜でのみ統計学的に有意な関連がみられました。十字花科の野菜は、実験研究などで発がんを抑制するとされるイソチオシアネートを多く含んでいるという特徴があります。

また、野菜・果物の種類別では、キャベツや大根などのアブラナ科の野菜の摂取がよいそうで、食道がん、野菜と果物で危険半減|アブラナ科のイソチオシアネートで食道がんのリスクが低下|厚労省研究班によれば、アブラナ科の野菜は、がんを抑制するとされる成分『イソチオシアネート』を多く含むため、効果があるのではないかと考えられるそうです。

■アブラナ科の野菜とは?

アブラナ科の野菜には青汁で有名なケール、ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、クレソン、大根、白菜、小松菜、水菜、チンゲン菜、菜の花などが含まれます。

→ ケールの効果・効能 について詳しくはこちら

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●葉酸

大腸がん予防には葉酸の多い海苔が効果的|みんなの家庭の医学によれば、葉酸を摂取することですい臓がんと食道がんになるリスクが低下するそうです。

ただ、ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸およびメチオニンの食事摂取と食道がんのリスクとの関連について|多目的コホート研究によれば、ビタミンB6と葉酸は、食道がんの罹患リスクと関連はみられなかったそうです。

●ビタミンB12の食事摂取が多い人ほど、食道がんの罹患リスクが高い傾向が見られた

ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸およびメチオニンの食事摂取と食道がんのリスクとの関連について|多目的コホート研究によれば、ビタミンB12の食事摂取が多い人ほど、食道がんの罹患リスクが高い傾向が見られたそうです。

ビタミンB12は主に肉や魚から摂取していることから、それらの食品との関連があるように思われましたが、実際には、魚介類や肉と食道がんとの明らかな関連はみられないそうです。

ただ、細胞実験によれば、ビタミンB12による、DNAメチル化の異常が食道扁平上皮がんに関与する可能性があることが指摘されており、ビタミンB12を多く摂取することでDNAの合成やメチル化に影響を及ぼし、発がんにつながった可能性が考えられるそうです。

■まとめ

以前食道がんになったことがある方は食道がんの再発リスクを下げるためにも禁酒が重要です。

また、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的だと考えられますので、食道がんを予防したい人は、全部を改善するのは難しいことかもしれませんが、できる限り生活習慣を改善しましょう。







【関連記事】
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チバユウスケさん死去、4月に食道がん公表 元「ミッシェル・ガン・エレファント」ボーカル




チバユウスケさんが死去 55歳、4月に食道がん公表 元「ミッシェル・ガン・エレファント」ボーカル(2023/12/5、スポーツ報知)によれば、元「ミッシェル・ガン・エレファント」、現「The Birthday」のチバユウスケさんは2023年4月に食道がんを公表し休養していましたが、11月26日に亡くなっていたことがわかりました。

■有名人と食道がん

■食道がんを予防する方法

●禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取

食道がんの再発リスクを禁酒で抑制できる|食道がんの予防には禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取|京都大学によれば、京都大の武藤学教授らの研究チームが行なった330人の早期食道がん患者の追跡調査によれば、禁酒をすることによって食道がんの再発の割合は半分に抑制されることが分かったそうです。

飲酒で顔赤くなるアジア人、食道がんのリスク高い=研究では日米の研究チームによれば、飲酒で顔が赤くなるアジア系の人々は、食道がんにかかるリスクが高いという研究結果が発表されているということを紹介しましたが、実際に飲酒と食道がんにはどれほどの関連性があるのでしょうか?

飲酒と食道がんの発生率との関係について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

飲酒については、飲まないグループに比べ、1日当たり日本酒にして1合以上から食道がんのリスクが上がり、1合から2合のグループで2.6倍、2合以上のグループで4.6倍高くなっていました。

国立がん研究センターによれば、お酒の飲む量が多くなればなるほど食道がんのリスクが高くなるということが分かっています。

お酒に弱いのに飲酒・喫煙をすると食道がんリスク190倍になる!?で紹介した東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究によれば、顔がすぐに赤くなるお酒に弱い体質の人が飲酒・喫煙をすると、食道がんになるリスクが190倍になる可能性があるそうです。

「お酒を飲むと顔が赤くなる」という体質の人が飲酒・喫煙すると食道がんのリスクが高くなる理由としては、東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究で分かったことを参考にすると、次のような仮説が考えられます。

  • アセトアルデヒドをアルコールから作る酵素と、アセトアルデヒドを分解する酵素の2つが、食道がんのリスクに関連している。
  • 発がん性が指摘されているアセトアルデヒドは、お酒だけでなく、タバコの煙に含まれている。

つまり、お酒に弱い人(2つの酵素を作る働きが弱い人)が、飲酒・喫煙をすると、アセトアルデヒドが増えることで、食道がんになるリスクが高くなるという仮説が考えられます。

食道がんを予防するためには、禁酒・禁煙が望ましいと考えられるのですが、今回の京都大学の研究ではもう一つ重要なことがわかっています。

食道と頭頸部での扁平上皮がん発生増加原因を検証―食生活と前がん病変、がん発生との関連性―

(2016/8/25、京都大学)

武藤学 医学研究科教授らの研究グループは、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生程度には、飲酒、喫煙、緑黄色野菜の摂取という三点が関連していることを明らかにしました。

京都大学の武藤学 医学研究科教授らの研究によれば、飲酒、喫煙をして、緑黄色野菜を食べないと、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生リスクが上昇することが分かったそうです。

つまり、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的であることが分かったということです。

野菜・果物摂取と扁平上皮細胞由来食道がんとの関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

野菜・果物の高摂取グループでは、低摂取グループに比べ食道がんのリスクがほぼ半減していました。野菜・果物の合計摂取量が1日当たり100グラム増加すると、食道がんのリスクが約10%低下していました。

この研究でのポイントは、くだものを多く摂取するグループや野菜を多く摂取するグループよりも、野菜・果物の両方の摂取量が多いと、食道がんのリスクが低下しており、野菜・果物の合計摂取量が1日当たり100グラム増加すると、食道がんのリスクが約10%低下しているということです。

野菜・果物の種類別には、キャベツ・大根・小松菜などが含まれる十字花科の野菜でのみ統計学的に有意な関連がみられました。十字花科の野菜は、実験研究などで発がんを抑制するとされるイソチオシアネートを多く含んでいるという特徴があります。

また、野菜・果物の種類別では、キャベツや大根などのアブラナ科の野菜の摂取がよいそうで、食道がん、野菜と果物で危険半減|アブラナ科のイソチオシアネートで食道がんのリスクが低下|厚労省研究班によれば、アブラナ科の野菜は、がんを抑制するとされる成分『イソチオシアネート』を多く含むため、効果があるのではないかと考えられるそうです。

■アブラナ科の野菜とは?

アブラナ科の野菜には青汁で有名なケール、ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、クレソン、大根、白菜、小松菜、水菜、チンゲン菜、菜の花などが含まれます。

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●葉酸

大腸がん予防には葉酸の多い海苔が効果的|みんなの家庭の医学によれば、葉酸を摂取することですい臓がんと食道がんになるリスクが低下するそうです。

ただ、ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸およびメチオニンの食事摂取と食道がんのリスクとの関連について|多目的コホート研究によれば、ビタミンB6と葉酸は、食道がんの罹患リスクと関連はみられなかったそうです。

●ビタミンB12の食事摂取が多い人ほど、食道がんの罹患リスクが高い傾向が見られた

ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸およびメチオニンの食事摂取と食道がんのリスクとの関連について|多目的コホート研究によれば、ビタミンB12の食事摂取が多い人ほど、食道がんの罹患リスクが高い傾向が見られたそうです。

ビタミンB12は主に肉や魚から摂取していることから、それらの食品との関連があるように思われましたが、実際には、魚介類や肉と食道がんとの明らかな関連はみられないそうです。

ただ、細胞実験によれば、ビタミンB12による、DNAメチル化の異常が食道扁平上皮がんに関与する可能性があることが指摘されており、ビタミンB12を多く摂取することでDNAの合成やメチル化に影響を及ぼし、発がんにつながった可能性が考えられるそうです。

■まとめ

以前食道がんになったことがある方は食道がんの再発リスクを下げるためにも禁酒が重要です。

また、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的だと考えられますので、食道がんを予防したい人は、全部を改善するのは難しいことかもしれませんが、できる限り生活習慣を改善しましょう。







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ブラザー・コーンさんの病気は乳がん!




ブラザー・コーン、乳がんを公表「男性では本当に珍しいらしく、寝耳に水でした」ステージ2で治療中(2023/8/29、スポーツ報知)によれば、「バブルガム・ブラザーズ」のブラザー・コーンさん(67)が自身のSNSで乳がんであることを公表しました。

男性でも乳がんになるということを広く知らせるきっかけになったのは、「KISS」のオリジナルメンバーで、以前乳がんの手術を受けたピーター・クリスさんです。

【関連記事】

男性で乳がんを意識している人はほとんどいないと思います。

乳がんとは?知っておきたいがん検診(日本医師会)によれば、

男性の乳がんは、年間の死亡数で女性の乳がんの100分の1以下のまれながん

なのだそうですが、乳がんは女性だけに限る病気ではなく、男性にも起こりうる病気なのです。







【関連記事】

がん公表の休井美郷さんが検診の重要性を訴える/なぜ検診を受ける女性が少ないの?




休井美郷「怖すぎて一瞬真っ白でした」がんが見つかり手術することが決定(2023/5/26、テレ朝ニュース)によれば、バチェラーに出演したことで知られる休井美郷さんが、口内炎や不正出血などの不調を感じて人間ドックを受けたところ、子宮頸がん検診でひっかかり「高度異形成の上皮頸がん」を患っていることをYouTubeとInstagramを通じて明かしました。

子宮頸部異形成の治療方針(帝京大学)によれば、子宮頸部異形成とは、異形成とは「がん」と「正常」の中間の状態で、簡単に言えば子宮頸がんの「何歩か手前」の状態なのだそうです。

子宮頸がんと診断された場合には即治療が必要ですが、異形成の場合は大多数の場合は治療を行わずにそのままでも治ってしまうことがあるので定期健診で様子を見るようですね。

子宮頸部異形成(上皮内腫瘍)について(東邦大学医療センター)によれば、子宮頸部の扁平上皮病変は、軽度異形成→中等度異形成→高度異形成・上皮内がん→微小浸潤扁平上皮がん→浸潤がんと段階的に進展することがわかっているそうで、休井さんも6年前は一つも異常がなかったのに6年間の間で進行していたことから、段階的に病気が進行していったのではないかと考えられます。

■子宮頸部異形成と子宮頸がんの原因

子宮頸部異形成(上皮内腫瘍)について(東邦大学医療センター)

子宮頸部異形成と子宮頸がんの主たる原因は、ハイリスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染であることが知られています。HPV感染は多くの場合、性交渉により生じます。

■子宮頸がんを予防するには?

<がん死亡率>10年間で20%減という目標を達成できず 15.6%にとどまる|国立がん研究センターによれば、国立がん研究センターは、国が掲げた2015年までの10年間で75歳未満のがん死亡率20%減という目標を達成できず、15.6%にとどまったことをがん対策推進協議会に報告しました。

その中でも、子宮頸がんは増加しているのが特徴的です。

子宮頸がんによる死亡率が増加しているのは、以前子宮頸がんワクチンによる副作用・健康被害が出たことから、国が子宮頸がんワクチン接種の勧奨を中止をしていることが理由の一つとして考えられます。

もう一つは、子宮頸がん検診の受診率の低さです。

低い日本の検診受診率|がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン

欧米の検診受診率が70%以上であるのに対し、日本は20〜30%ととても受診率が低いのが現状です。例えば、米国では子宮頸がん検診の場合、83・5%の女性が検診を受診しているのに対して、日本では21・3%にとどまっています。特に、20歳代の女性で子宮頸がん検診を受診しているのは11%という極めて低い状況です。

アメリカでは子宮頸がん検診の受診率が83.5%であるのに対して、日本では21.3%という低い数字になっています。

■まとめ

女性の3人に1人以上が健康診断を受診していない!女性の30代、非就業者の受診率が低い傾向|健診を受けて病気の早期発見をしよう!で紹介した「auのほけん」を提供するKDDIは、全国の30歳~59歳の女性1,000名を対象に「女性の将来への備えに関する調査」を実施したところ、「最近1年以内に健康診断を受けたか」という質問に対しては、「受診した」割合は63.6%、「受診しなかった」は36.4%となり、女性の3人に1人以上が健康診断を受診していないことがわかりました。

なぜ検診を受ける女性が少ないのでしょうか?

理由はいくつか考えられます。

●自分だけは病気にならないという思い込み

私たちは高齢化に伴う健康や金融リスクを低く見積もりがち!?|英エコノミスト「リアリティ・チェック:健康・経済プラン・QOLが映し出す未来像と現実のギャップ」によれば、人は将来に起こるリスクについて低く見積もりがちです。

●女性特有の症状に対する関心が低い

日本の女性は更年期症状やPMSなどの女性特有の症状に対しての自覚率が低いによれば、日本の女性はアメリカの女性と比較すると、女性特有の症状に対する関心が低く、そうした症状に対する行動(婦人科を受診するなど)をしない傾向にありましたが、今回のアンケート調査はその結果を裏付けるものとなっています。

●体調不良を自覚していても具体的な対処をしない

40~50代の頑張りすぎる女性は更年期症状などの体調不良の自覚率が高い!自分でできるケアのやり方!によれば、「安静もしくは休養する」(56.2%)、「我慢してやりすごす」(41.5%)といった対処法をする女性が多く、「病院に行く」(26.8%)、「薬局に行く」(18.8%)といった具体的に対処する傾向は低いという結果が出ています。

●大きな病気に備えを考え始める年齢が40歳以降だから

女性が大きな病気への備えを考え始める年齢の平均は40.5歳|「病気への備えとして重要だと思うこと」ランキングベスト10によれば、「auのほけん」を提供するKDDIは、全国の30歳~59歳の女性1,000名を対象に「女性の将来への備えに関する調査」を実施したところ、女性が大きな病気への備えを考え始める年齢の平均は40.5歳だということがわかりました。

「子どもを産みたいという気持ちがわたしにはあるので、再発のリスクがでても全摘出はしませんが、これからは絶対に半年に1回、いや3カ月に1回、絶対検査します」と宣言。

休井さんのように子供を産みたいと思う気持ちがある人もいたり、今は持っていなくても後々子供を産みたいという気持ちが現れる人もいたりします。

ただ人生には今を楽しまなきゃと思うことや、今頑張らないといけない時期があったりと、自分の健康のことは考えない時期もあるものです。

自分の気持ちだけを優先していると、自分の身体は少しずつ衰えていったり、病気になったりして、後々後悔することもあるでしょうから、社会の仕組みとして、健診を自由に受けてもいいのではなくて、ある種強制的に受けるようにした方がいいのかもしれませんね。