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ナイナイ岡村隆史さんが経験したことがある病気は「帯状疱疹」 激痛で夜も寝られない!|帯状疱疹の症状・原因とは?

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by Dylan(画像:Creative Commons)

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■ナイナイ岡村隆史さんの病気は「帯状疱疹」 激痛で夜も寝られない

岡村隆史 帯状疱疹を明かす「痛みで夜も寝れず」

(2016/6/3、デイリースポーツ)

念のためにエコー検査をしようと、ズボンを脱いだところ、ブツブツができており、「帯状疱疹」であることが判明。痛み止めを処方された。

 医師からは原因について「免疫力が落ちている。疲れがたまっているんじゃないですか」と言われたという。

ナインティナインの岡村隆史さんは、「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、腰のあたりに激痛があり、病院で診てもらったところ、「帯状疱疹」と診断されたそうです。

ちなみに、「帯状疱疹」は英語で、「shingles」「herpes zoster」というそうです。




■帯状疱疹とはどんな病気?

帯状疱疹とは|グラクソ・スミスクライン

帯状疱疹は、体の片側に起きる強い痛みと、痛みがある部分にできる帯状の赤み、ブツブツ、水ぶくれが特徴の病気で、子どもの頃にかかることの多い「水ぼうそう」のウイルスが原因で起こります。発症は幅広い年代でみられますが、特に高齢の方で多く、患者さんの約70%は50歳以上の方です。

帯状疱疹の症状の特徴は、次の通り。

  • 体の片側に起きる強い痛み
  • 痛みがある部分にできる帯状の赤み
  • ブツブツ
  • 水ぶくれ

岡村さんの年齢は45歳ですが、帯状疱疹の患者の約70%は50歳以上であるので、帯状疱疹の症状が出る年齢としては若く、疲れなどで免疫力が低下していることにより、「水ぼうそう」のウイルスが原因で神経と皮膚を攻撃して帯状疱疹の症状が出ていると考えられます。

■まとめ

帯状疱疹はごく一般的な感染症であり、一生のうち6~7人に1人がなるといわれています。

帯状疱疹はごく一般的な感染症で、だれもが発症する可能性のある病気といえそうです。

特に水ぼうそうのウイルスに対する「免疫」は、水ぼうそうにかかってから20年くらいすると低下するのに加え、疲れやストレスによって、免疫力が低下したところで発症するそうです。

現代はストレス社会ともいわれていますので、帯状疱疹にはなりやすいともいえるかもしれません。







虫歯治療の根本概念が変わる?虫歯治療には削るのではなく、オーラルケアが大事

SAKURAKO - Brushing of teeth.

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)




■虫歯治療の根本概念が変わる?

虫歯を削る必要はないと判明、虫歯治療の根本概念が変わる可能性

(2016/1/20、GIGAZINE)

シドニー大学のウェンデル・エバンス准教授らの研究チームは、22の歯科医療機関と連携してのべ1000人の患者を調査する7年間にもわたる実験の結果から、「ほとんどの虫歯治療にはドリルで削ったり、詰め物したりする必要はない」との結論を出しました。

<中略>

ドリルで削らなかったオーラルケア・グループの虫歯は30%から50%が減少し、中でも1年間に2本の虫歯治療が必要とされる虫歯リスクの高い層に限って言えば、虫歯の減少率は80%も高かったことが分かりました。

ほとんどの虫歯治療のケースで、虫歯をドリルで削ったり、詰め物をする必要はないそうです。

以前歯医者に行ったときに、「虫歯を削らなくていいんですか?」とたずねたら、今は削らない方法をとっているということでしたが、虫歯治療のやり方が変わってきているようです。

■なぜ虫歯治療において歯を削る処置を避けたほうがいいのか?

参考画像:むし歯治療に革新をもたらす歯の神経(歯髄)の創傷治癒を促す新たなメカニズムを解明―プロスタグランジン E2輸送経路を介した「削らないむし歯治療」の開発に期待―(2017/8/22、新潟大学プレスリリース)

むし歯治療に革新をもたらす歯の神経(歯髄)の創傷治癒を促す新たなメカニズムを解明―プロスタグランジン E2輸送経路を介した「削らないむし歯治療」の開発に期待―

(2017/8/22、新潟大学プレスリリース)

むし歯は進行すると歯の内部組織である歯髄に波及し、炎症や痛みを生じます。歯科医師は、こうしたむし歯による感染が歯髄にまで達してしまうと歯髄を除去(抜随処置、いわゆるシンケイを抜く治療)しますが、この除去に伴い歯をやむを得ず削ってしまうため物理的に歯を脆弱化させ、将来的に喪失リスクが高まります。

虫歯が進行して、歯髄にまで達してしまうと、いわゆる神経を抜くと呼ばれる治療を行いますが、この際に歯を削ってしまうことが歯の脆弱化を招き、将来の喪失リスクを高めてしまうそうです。




■虫歯治療には削るのではなく、オーラルケアが大事

エバンス准教授は正しいオーラルケアとしてCaries Management System (CMS)という方法を提唱しています。

オーラルケアが大事だということですね。

●初期段階の虫歯に高濃度のフッ素塗布治療を施すこと

子どもの虫歯が激減|就寝前の歯磨き習慣やフッ素を使ったうがいの予防策の浸透が背景によれば、歯磨き習慣が身についていることやフッ素を使ったうがいなどによる予防策が浸透していることによって、子どもの虫歯が減少しているそうです。

【参考リンク】

●正しい歯磨き方法を身につけること

歯磨き粉(フッ素入り)

虫歯・歯周病予防には歯磨き粉・歯ブラシ選びが重要によれば、歯に穴が開くと元には戻りませんが、初期段階で歯が溶けていくのを防ぐことはできるそうです。

これに効果的なのが「フッ素」です。

穴の開く手前の段階で、フッ素入り歯磨き剤を使うと、失った歯の成分を補い、歯が健康な状態に戻る可能性が高くなります。

フッ素を届けるためには、毛先が細くて段差のある歯ブラシを使うのが効果的なのだそうです。

歯磨き方法

虫歯予防のための歯みがき方法|がっちりアカデミー 6月25日

1.歯ブラシに、フッ素入りの歯磨き粉を1cm出す。

2.できるだけ泡立てて2分間磨く。

3.水10ccの水を含み、1分間ブクブクうがいをする。

4.吐き出す。その後は、もうすすがないようにする。

オーラルケア

オーラルケア|予防歯科で歯周病予防

基本はやはりブラッシングですが、ただし1つの歯ブラシではなく、糸状のフロスやインタースペース・ブラシで歯のすき間の汚れも落とすことが大事です。

※フロスには、糸状のものや柄が付いたものがありますが、歯と歯の間に挿入してスライドさせながら歯垢を取り除くための道具です。

※インタースペース・ブラシとは、歯と歯の間や歯と歯肉の間、奥歯の周り、歯並びが悪いところを清掃するために役立つブラシのことです。

ブラッシングで落とせるプラーク(歯垢)は全体の50%。

フロスやインタースペース・ブラシを正しく使えば70%までは高められるそうです。

ブラッシングでプラークは落とせますが、実はその下にバイオフィルムと呼ばれる膜が付着しています。

細菌の巣窟であり、プラークをつきやすくするバイオフィルムを除去するために行なうのがPMTC。

「PMTC」(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、日ごろ自分で行なっている歯磨きでは落ちない歯の汚れをプロ(歯医者)が専用機器を使ってクリーニングすることです。

専用のブラシやラバーカップでこすり取っていきます。

そのあとで、歯の石灰化度を高めて酸に溶けにくくするためにフッ化物(フッ素)を塗布します。

【関連記事】

【参考リンク】

●砂糖の入ったスナック菓子や飲み物の間食を控えること

知らぬ間に歯を溶かす飲食物を摂取している?酸蝕歯の原因・症状・対策によれば、歯のエナメル質が溶け出すpH値5.5以下となる酸性の飲食物を摂取することで、酸蝕歯になる人が増えているようです。

【pH値5.5以下の酸性飲食物の例】

  • 炭酸飲料
  • スポーツ飲料をはじめ酒類
  • 野菜・果物ジュース(レモン・グレープフルーツなどのかんきつ類)
  • 黒酢

大事なポイントとしては、酸性の飲食物を口にしたら、口をゆすいだり、水やお茶を飲むようにすることと、フッ素入りの歯磨きやガムをかむようにしたら良いようです。

●虫歯の経過を観察し続けること

定期的に歯医者でチェックを受けることで、様子を見るとよいようです。







【関連記事】

歯周病

歯周病とは|歯周病(歯肉炎と歯槽膿漏)の症状・原因

歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ)

歯周病は糖尿病の合併症の一つ!?糖尿病と歯周病の関係

中井美穂さんは腹膜炎の手術に備えて一年間人工肛門(ストーマ)をつけて仕事していた

"Equipped with ostomate facilities"

by David Pursehouse(画像:Creative Commons)

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中井美穂、人工肛門つけて仕事していた 腸の病気で1年間 「徹子の部屋」で明かす

(2016/2/15、デイリースポーツ)

中井の場合、大腸がんではなかったが「腸が破れる病気になりまして、その処置として、腸の傷んだ部分を切ってつなげるのですが、大事を取って、人工肛門をつけて」1年後に手術したという。

中井美穂さんは、2003年ごろ腹膜炎になり、腸の痛んだ部分を切ってつなげる手術を受けるのに備えて1年間人工肛門(消化器ストーマ)を装着していたそうです。

■ストマ(人工肛門)における苦労とは

ストマをつけていると便意がなく「意識せず便が出ちゃう」ので、テレビ収録などの際にも常に気遣っていたという。

オストメイト(人工肛門保有者、人工膀胱保有者)のための生活支援アプリ「オストメイトナビ」によれば、オストメイト(人工肛門保有者、人工膀胱保有者)の方は次のような苦労があるそうです。

  • ストーマ装具を交換するときに、作業スペースやストーマ装具などを手近に置く場所がない。また、手洗器、清拭に必要な温水設備もない。

  • トラブル発生時に、ストーマ周囲の皮膚や身体の汚れた部分の温水洗浄ができない。また、汚れたストーマ装具や下着を洗う設備もない。衣服や手荷物を置く場所もほしい。

  • ストーマ装具を適切な位置に貼り付けるために、下腹部を映す鏡がほしい。

  • 排せつ物を立ったままで、ストーマ装具から排出する場合には、通常の便器の高さでは低すぎる。

  • 身体障がい者用トイレなどの入口に、オストメイトマークなどを表示して使用できるようにする。

  • 身体障がい者用トイレなどへは入りづらい。一般便房の中に、オストメイト対応設備を兼ね備えた便房を整備できないか。

オストメイトの方は、排泄・排尿をするにも大変な苦労をされるようで、今回中井さんが話したことでこうした苦労を抱えている人がいることが広まるといいですね。







【参考リンク】

大腸がん手術後のストーマケア|がん情報サービス

消化管ストーマで代表的なものは人工肛門ですが、直腸がんの手術で直腸と肛門を切除する場合、あるいは大腸が閉塞して便が通過できない場合に、大腸や回腸(小腸)を用いて便の排泄口がつくられます。

→ 大腸がんの症状・初期症状・原因 について詳しくはこちら

低血糖症には空腹時低血糖と反応性低血糖がある

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【目次】

■低血糖の症状

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by Alex(画像:Creative Commons)

きちんと食事を取ってもすぐ空腹に 反応性低血糖の可能性も

(2015/4/16、福井新聞)

異常な空腹感や、食べるとよくなる症状は、低血糖症状と思われます。

低血糖の症状には、異常な空腹感や食べるとよくなる症状があります。

また、低血糖の症状としては、軽~中程度では、冷や汗・手指の震え・動悸があり、重度では、集中力の低下・意識の錯乱があり、低血糖を繰り返すと血糖値のコントロールが効きにくくなり、さらには、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があるそうです。

■低血糖症には空腹時低血糖と反応性低血糖がある

低血糖症は空腹時に起こる空腹時低血糖と、食後5時間以内に起こる反応性低血糖に分類され、原因も異なります。

食後2時間半〜3時間の低血糖症は反応性低血糖が疑われます。

反応性低血糖の原因の多くは、胃切除などの消化管手術後や2型糖尿病の初期です。

●空腹時低血糖

  • 空腹時に起こる

●反応性低血糖

  • 食後2時間半〜3時間
  • 主な原因は、胃切除などの消化管手術後や2型糖尿病の初期




■反応性低血糖が起こるメカニズム

一般に反応性低血糖は、血糖とインスリンのタイミングがずれることにより生じます。

正常な場合は、血糖値とインスリンは似たようなタイミングで上昇し低下するのですが、2型糖尿病初期や境界型では血糖値に比べてインスリン分泌のピークが遅れます。

そのため血糖値が下がってくる頃にインスリンが相対的に多くなり低血糖になると考えられています。

インスリンには血液中のブドウ糖(血糖)の濃度を調節する働きがあります。

正常な場合には、血糖値とインスリンは同じようなタイミングで上昇し低下するのですが、反応性低血糖の場合は、このタイミングがずれることによって起こります。

2型糖尿病初期や境界型糖尿病(境界型糖尿病とは、血糖値が糖尿病と正常の間にある、いわゆる糖尿病予備軍とよばれるもの)では、血糖値に比べてインスリン分泌のピークが遅れることで、血糖値が下がってくる頃にインスリンが多くなり、低血糖になるそうです。

→ 血糖値とは|血糖値を下げる食品・正常値・空腹時血糖値・食後血糖値 について詳しくはこちら







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ビデオ電話で医師に気になる症状を相談できるアプリ登場-アメリカ

Doctors on Demand

参考画像:Techable




ちょっと気になる症状をビデオ電話で医師に相談できるアプリ登場 米国の医師1000人が対応

(2013/12/13、Techable)

体調にちょっとした変化を感じたり、気になる症状が現れたりしたときに、すぐにスマートフォンやPC、タブレットから医師に相談できるサービス「Doctors on Demand」が米国で始まった。アプリをダウンロードして登録しておけば、相談したい内容と既往歴、アレルギーの有無などを入力するだけで数分以内に医師とビデオ電話で直接話すことができる。

日本でもこれまでに「遠隔予防医療相談システム」の実証実験が行われてきましたが、アメリカでも医師に相談できるサービスが始まったそうです。

ただ、このサービスには小児科、内科、救急医療、家庭医学の4カテゴリーに限られているそうです。

相談料金は15分40ドルということですが、医療費が高いアメリカにおいては金銭的にも安く抑えられるというメリットもあるため、今後注目を集めるのではないでしょうか。







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