「Health」カテゴリーアーカイブ

熱中症を発症後ずっと体調が悪かったプロゴルファー金田久美子さんがメニエール病を告白




メニエール病告白の金田久美子「つらい感じで頭がフラフラする」 薬を服用して様子を見る方針(2024/8/21、スポーツ報知)によれば、プロゴルファーの金田久美子さんは熱中症を発症後ずっと体調が悪く、耳鼻科を受診したところ「メニエール病」と診断されたそうです。

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■メニエール病とは?

今井翼さんの病気はメニエール病|メニエール病とは?によれば、メニエール病は何のきっかけもなく、突然おこる激しいぐるぐる回る(回転性)めまいが特徴で、回転性のめまいは、30分位から数時間続きます。

めまいに加えて、吐き気、嘔吐、冷や汗、顔面が蒼白くなる、脈が速くなるなどの症状を伴い、また、めまいと一緒に難聴や耳の塞がった感じ、あるいは耳鳴りなどの耳の症状が現れます。

メニエール病、「原因を解明」‐大阪市大グループによれば、メニエール病患者の内耳では、結合管の詰まりで蝸牛(かぎゅう)が内リンパ水腫になって聴覚障害を起こしたり、球形嚢の機能不全で平衡感覚が乱れると推定していました。

メニエール病に新治療法 有酸素運動が効果的によれば、病気の原因の一つにストレスがあげられています。

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辻元舞さん、手根管症候群らしき手の痛みを告白!




今月第3子出産予定の辻元舞「夜中目が覚めるほど」手根管症候群による手の痛み告白「一度整骨院で…」(2024/8/19、スポニチアネックス)

辻元はストーリーズで「臨月に入ってからなぜこんなに手が痺れるのー」と訴え。

<中略>

続く投稿で「皆さんから教えていただき、手根管症候群 症状が絶対これだー!ありがとうございます」と感謝。

辻元舞さんは自身のインスタで手根管症候群らしき手のしびれの症状を訴えていました。

■手根管症候群

妊娠中や中高年の女性に多いため、女性ホルモンの変動が関係しているといわれているのが、手根管の中で神経が慢性的な圧迫を受けて、手の痛みやしびれを起こす「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」です。

手首の手のひら側にある骨と靭帯に囲まれた「手根管(しゅこんかん)」の中を、正中神経と9本の指を曲げる筋肉の腱が通っています。

この手根管の中で神経が慢性的な圧迫を受けて、手のしびれや痛み、運動障害を起こす病気が手根管症候群です。

●手根管症候群のしびれの特徴

  • 親指から中指までの3本を中心に起こり、小指には起こらないそうです。
  • 主に40代以上の女性や、手をよく使う人が発症しやすいそうです。

    妊娠中や中高年の女性に多いため、女性ホルモンの変動が関係していると言われているそうです。

    また、家事や育児などで手首を使うことが多いと、手根管症候群になりやすいそうです。

■自宅でできる手根管症候群テスト

  1. 胸の前で、手の甲同士を直角につけ、そのまま20秒間静止する。
  2. その時、腕の高さを肩と平行に保つことに注意する。
  3. 指にしびれを感じるかどうかチェックしましょう。

※手や指にしびれを感じたり、痛みが生じるため腕を上げていられないなどの場合、手根管症候群の可能性があるそうです。







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松山千春さん、狭心症の症状悪化でコンサートツアーの中止を発表




松山千春 狭心症の症状悪化でコンサートツアーの中止を発表 「手術に臨み、再び歌えるよう頑張りたい」(2024/8/12、スポニチアネックス)によれば、松山千春さんが狭心症の症状が悪化したためコンサートツアーを中止することを発表しました。

■狭心症の分類

【狭心症の分類と特徴】

  • 安定狭心症(症状が固定していて心筋梗塞になりにくい)
  • 不安定狭心症(2週間以内に心筋梗塞を発症する可能性が極めて高い)

つまり、不安定狭心症が注意すべき症状といえます。

【狭心症の症状】

  • 胸の圧迫感
  • 肩やおなかや背中の痛み

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■狭心症の原因

狭心症は冠動脈に狭窄(きょうさく;目詰まりを起こす)が起きて、血液の流れが悪くなることで起こります。

この狭窄には、粥状動脈硬化と線維性動脈硬化の2つがあります。

●粥状動脈硬化

粥状動脈硬化(アテローム性動脈硬化症)とは、動脈硬化の一種で、アテロームと呼ばれる沈着物(血液中の脂肪、コレステロール、カルシウムおよびその他の物質)が動脈の内側に蓄積した状態のことをいいます。

アテローム性動脈硬化症は、高血圧高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり アテローム状(粥状の塊)になり、血管のしなやかさが失った状態であると考えられています。

こぶが破裂すると、その部分に血栓ができて血管が狭くなります。

そして、完全に血管が詰まれば脳梗塞心筋梗塞などの病気になる恐れがあります。

この状態を不安定狭心症と呼ぶそうです。

→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら

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●線維性動脈硬化

線維性動脈硬化は破裂することがなく、安定しているため、安定狭心症と呼ぶそうです。

■不安定狭心症の症状の特徴

  • 運動時にも安静時にも起きる
  • いきなり安静時に5分以上続く症状が出現する(大量の血栓によって閉塞一歩手前)
  • 症状の持続時間がどんどん長くなる(血栓が増大して閉塞しかかっている)

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

■まとめ

急性心筋梗塞の前兆・予兆で気をつけるべきなのは「狭心症」|狭心症の症状・原因・特徴によれば、急性心筋梗塞の発症から1時間以内に30~50%が死亡するといわれ、突然死の原因となり、実は助かった患者の半分から3分の2で、前兆となる何らかの狭心症状があったと報告されているそうです。

つまり、急性心筋梗塞の前兆が狭心症であり、このサインを見逃さないことが重要なんですね。







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東京都の小池百合子知事、プロ野球の始球式で膝を剥離骨折し、全治2カ月!剥離骨折とは?




東京都の小池百合子知事が、プロ野球の始球式で膝を剥離骨折し、全治2カ月なのだそうです。

剥離骨折とは、スポーツ活動によって、筋肉の急激な収縮により、筋・靱帯・腱と骨との結合部で骨の一部が引っ張られて剥がれた生じる骨折のこと。

■まとめ

ロコモの要因となる3つの病気とは?|ロコモティブシンドロームチェック・ロコモにならないための運動のやり方によれば、ロコモティブシンドロームは日本整形外科学会が提唱した、骨や関節などの運動器の障害のため、要介護状態になる危険性が高いことを示す概念です。

ロコモティブシンドロームの要因となる病気は、骨粗鬆症・変形性関節症・脊柱管狭窄症の3つの病気。

こうした病気になることで、運動器の障害が生まれ、要介護状態になる危険性が高くなります。

ロコモティブシンドロームかどうかを点検する「ロコチェック」が紹介されていました。

点検項目は、
(1)片脚立ちで靴下がはけない
(2)家の中でつまずいたり、滑ったりする
(3)階段を上るのに手すりが必要
(4)横断歩道を青信号の間に渡りきれない
(5)15分くらい続けて歩けない
-の5種類。

上記の5種類のうち1つでも当てはまれば、「ロコモ」の可能性があるそうです。

要介護状態を防ぐためにも運動器の健康維持が重要ですので、日頃から運動をするようにしましょう。







ドジャース・フリーマン選手の息子の病気「ギランバレー症候群」とは?




大谷翔平も感動「素晴らしいなと思う瞬間だった」 困難乗り越えてフリーマンが戦列復帰 観客総立ちで拍手と声援 敵軍選手も粋な計らい(2024/8/6、デイリースポーツ)によれば、息子マキシマス(3歳)がギランバレー症候群を発症し、その看病のため8試合を欠場したロサンゼルス・ドジャースのフリーマン選手の復帰戦での味方・相手チームからの応援・拍手が話題になっています。

■ギラン・バレー症候群とは?

ギラン・バレー症候群は、運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる病気です。

人口10万人あたり年間約1~2人がかかるといわれる難病です。

難病情報センターのホームページによると、風邪をひいた後などに発症することが多い病気で、手足が動かせなくなるほか、顔面の筋肉にも力が入らなくなって、呂律が回らなくなったり食事が困難になったりすることがあるそうです。

重篤副作用疾患別対応マニュアル ギラン・バレー症候群(急性炎症性脱髄性多発神経根ニューロパチー、急性炎症性脱髄性多発根神経炎) によれば、ギラン・バレー症候群は、一般的には細菌・ウイルスなどによる上気道の感染や下痢などの感染があり、1~3週後に両足に「力が入らない(筋力低下)」や「しびれる(異常感覚)」などの症状が現れます。

筋力の低下は急速に上方へ進行し、足全体や腕にもおよび、歩行時につまずく、階段を昇れない(運動まひ)に至ることがあります。

さらに、顔の筋肉がまひする、食べ物が飲み込みにくい、声が出にくい、物が二重に見える、呼吸が苦しいなどの症状も起こることもあります。

これらの症状はピークに達するまでは急速に悪化し、時には人工呼吸器が必要となることもあります。

症状が軽い場合は自然に回復することもありますが、多くの場合は入院により適切な治療(免疫グロブリン静注療法や血液浄化療法など)を必要とします。

ドジャース・フリーマン内野手が復帰会見…「ギラン・バレー症候群」発症した三男が一時は自発呼吸できなくなっていたことを明かし涙(2024/8/6、スポーツ報知)で紹介されているフリーマン選手の会見によれば、全身まひを起こして病院の集中治療室に入っていたときには、マックス君は自分の力で呼吸ができず、人工呼吸器をつけていたそうなので、かなり危険な状態だったことがわかります。

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