■ビア・ゴーグル(ビールゴーグル)効果|酔うと異性が魅力的に見えるのはなぜ?
by Gideon(画像:Creative Commons)
お酒が入ると普段そんなふうに思っていなかった人でも魅力的に見えてくるということありませんか?
心理学者の内藤誼人先生によれば、そのような現象を「ビア・ゴーグル現象」というそうです。
(2014/5/21、webR25)
たしかにこれは“ビアゴーグル現象”といって、お酒(ビール)が入ると異性に対する評価が寛大になり、シラフの状態の時よりも魅力的に見えることが、心理学でも実証されています。
<中略>
「オーストラリアにあるボンド大学の心理学者マイケル・リバーブ氏が、パブに飲みに来ていた酔客80人を対象に、次のような調査を行っているんです。リバーブ氏はまず、全員に呼気テストを行い酔いの度合いを測定し、そのうえで異性の写真を見せてその魅力を採点させました。集計した結果、ほぼシラフの状態だった人の平均点が3.26点であったのに対し、ほろ酔い状態の人のそれは4.67点を記録。しかし、さらに深く酔っ払った状態に陥った人では、4.50点と点数を下げることもわかりました」
お酒が入ることによって、異性への評価が寛大になり、相手のことが魅力的に見えるそうです。
ただ、今回のポイントは、ほろ酔い状態のときが最も異性を高く評価するという点です。
泥酔するところまでいくと、異性への関心はなくなり、恋愛どころではなくなってしまいます。
ですから、お酒の力を借りて異性との距離を縮めたい方は、ほろ酔いに止めるよう気をつけてくださいね。