【目次】
■筋肉を維持することでお尻が垂れるのを防ぐことはできる!
by Brazil Women’s Beach Volleyball Team(画像:Creative Commons)
以前、たれ尻の原因は日本人の歩き方にあった!?というニュースに関連した記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。
(2011/11/29、日経ウーマンオンライン)
「残念ながら、ヒップの筋肉と脂肪を支える結合組織は、一度緩んでしまうと元に戻すことはできません。しかし、筋肉を維持することで今以上にヒップが垂れるのを防ぐことは可能です」と、理学療法士の山口光國さんは話します。
たれ尻の原因には、EMCLというたるみ物質が関わっているとためしてガッテンで取り上げていました。
たるみ解消・EMCL・スロトレ|ためしてガッテン 10月19日
筋肉は常にバネのように収縮しており、皮下脂肪や皮ふをつり上げています。
しかし、EMCLが筋肉の隙間に入り込むと、EMCLは筋繊維の収縮を妨げてしまいます。
その結果、たるんでしまうそうです。
体型を維持した人の特徴は、歩幅が広いこと。
お尻と腹回りを刺激するには、歩幅7cmアップの大股歩きがおすすめ。
スロトレ (スロースクワット・スロー腹筋・スロー腕立て伏せ)もおすすめ。
⇒ スロトレ について詳しくはこちら。
今回紹介した記事でも、歩くことを薦めています。
「気軽に毎日できて、しかも効果的なのは、“歩く”ことです。自己流や間違った方法のエクササイズでは、逆効果になる場合もありますが、歩くだけでも筋肉をしっかり使うことができればヒップ内部の組織をしっかりさせることにつながります」(山口さん)
平成21年国民健康・栄養調査によると、日本人女性の1日平均歩数は、6352歩。
たるみ解消・EMCL・スロトレ|ためしてガッテン 10月19日で解説されていた宮地元彦さん(国立健康栄養研究所)によれば、日本人女性は最近10年間の変化を見ると、一日の平均歩数が800歩減少しているそうです。
歩くことがたれ尻予防・美尻につながるのですが、歩数は明らかに減ってしまっています。
■ブラジル人の女性のような美尻を手に入れる歩き方|歩き方の質を良くすることでヒップラインを維持しよう!
ただ、今回紹介した記事では、歩き方の質を良くすることでヒップラインを維持することは可能なのだそうです。
あえてウオーキングなどしなくても、この歩数だけでヒップラインを維持することは可能とか。「日常の歩き方の“質”を良くするように心がけるといいでしょう。」と山口さん。では、どのような点に注意すればいいのでしょうか?
「よく、“後ろ足で地面を蹴るように”といいますが、“蹴る”ことを意識するのではなく、後ろに残った脚をしっかり膝から“伸ばす“よう意識したほうがいいでしょう。こうすることで太ももの裏側からお尻にかけての筋肉が効果的に刺激され、自然と蹴りだす力も強くなります」と山口さん。「また、運動効果を上げようと無理に歩幅を広げると、前傾姿勢になったり、前に出した足のかかとがブレーキの役割をして、かかとに衝撃がかかるので注意しましょう。かかとから着地することを意識しすぎず、まずは自然な歩行を心がけてください。」
ウオーキングの基本姿勢
・背筋を伸ばし、おなかを引っ込める
・ひざを曲げない
・後ろ脚を伸ばし、太ももの裏側を意識する
・頭を上下させない
美しい姿勢と歩き方を意識して歩くようにしましょう!
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