【目次】
■ロボ・アドバイザー(投資・資産運用アドバイスサービス)とは?|#Fintech
by Tech in Asia(画像:Creative Commons)
ロボアドバイザーとは、スマホやPCを活用した、自動で資産配分を設定し、ユーザーの代わりに資産運用を行なう資産運用提案サービスです。
ポートフォリオ(資産配分)や商品選び、発注、リバランス(複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、時間経過とともに相場が変動し、資産配分の比率が変わってきますが、その資産の再配分をすること)といった資産運用をユーザーの代わりに自動で行なうことにより、「投資には興味があるけど投資をする時間がない」という方には考えてみてはいかがでしょうか?
THEO(テオ)やWealthNavi(ウェルスナビ)、楽ラップ(楽天証券)といったところが有名でしょうか。
最低投資金額や運用パターン、リバランスの頻度、運用にどれだけの手数料(経費)がかかるのか、などに違いがありますので、より詳しく知りたい方は各ホームページやホワイトペーパーをチェックしてみてください。
■ビル・ゲイツが断言「今ある銀行は必要なくなる」|ロボ・アドバイザーによる人間の置き換えが始まってる?
(2016/2/29、プレジデント)
1994年、あるベンチャー企業に投資を決めたビル・ゲイツは「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」と発言した。
<中略>
スマホを数回タップするだけで株を取り引きでき、「ロボアドバイザー」と呼ばれる技術により、10問程度の質問に答えるだけで、本人にとって最適と思われるポートフォリオを組み立ててくれる。
ユーザー側からすれば、金融知識の不足を補うような資産運用提案サービスは喜ばしいサービスのように感じますが、ロボ・アドバイザーによって、最適なポートフォリオを組み立ててくれることにより、ネット証券も脅威にさらされてしまうかもしれないそうです。
Up to 220 staff could be replaced with ‘robo advisors’ at Royal Bank of Scotland
(2016/3/14、mirror)
Royal Bank of Scotland announced on Monday it was replacing 220 investment staff with robo advisors. In future, only customers with £250,000 or more to invest will get face-to-face advice.
すでにロボ・アドバイザーによる人間の置き換えが始まっているそうです。
これは決して海外だけのニュースではなくて、日本でも起き始めています。
(2016/3/15、日刊工業新聞)
野村ホールディングス傘下のウエルス・スクエア(東京都中央区)はフィンテック(金融とITの融合)による資産運用「ロボ・アドバイザー」を使ったラップ(投資一任運用)サービスの開発・検討に着手した。
ロボアドバイザー等を開発中のFolio、3億円の第三者割当増資を実施(2016/3/16、finasol)
人工知能をコールセンターで活用する事例が増えている!?によれば、2014年11月に三井住友銀行とみずほ銀行がWatsonをコールセンター業務に導入することを発表しました。
人間からコンピュータに仕事を受け渡しはじめているようですね。
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