by Julie Kertesz(画像:Creative Commons)
女性のひと目惚れ率は、1000人にひとり以下
(2011/9/8、週プレNEWS)
数年前に、男子学生を使ってある実験をしました。
東京の表参道や六本木ヒルズなどで学生を路上に立たせて、そこを通過する女性を、各自のストライクゾーンの、(1)外、(2)中、(3)ど真ん中(ひと目惚れ)の3つに瞬間的に分類させたのです。
その結果、平均すると男は約10人にひとりの割合でストライクゾーンの中に入る女性が見つかることがわかりました。
さらに、「このコはど真ん中だ!!」と思う女性は100人にひとりくらい。
<中略>
反対に同じ実験を女子学生にやらせたところ、これがびっくり。
ストライクゾーンの中に入る男の割合は100人にひとり程度、ひと目惚れ率は1000人にひとり以下だったのです。
どうやら、女性は視覚では恋愛しない人種のようです。
大学で「恋愛学入門」という講座を持っている早稲田大学国際教養学部(政治学)の森川友義教授による「第一印象」について興味深い実験の紹介です。
この実験の興味深い点は、女性は視覚では恋愛しないという点。
別のポイントがあるということですね。
女性の8割が「見た目」より「いい匂い」の男性を選ぶ?によれば、においとかフェロモンで女性は判断しているそうです。
ちなみに、先ほど瞬間的に女性を判断すると書きましたが、人間の第一印象はどのくらいの時間で形成されるかご存じでしょうか?
さまざまな研究から約0.1秒といわれています。
なんと、1秒の10分の1で第一印象がつくられてしまうわけです。
つまり、最初に1秒もあれば、別に話なんかしなくともよいわけです。
ということは、合コンのような、3対3とか5対5の組み合わせは非常に効率が悪い出会い方といえます。
何しろ最初の1秒で「今日はハズレ」「今日は期待大」との振り分けができてしまうのですから、ハズレの日は、合コンが2時間続くとして、残りの1時間59分59秒がムダに終わってしまうわけです。
これとは対照的に大人数の集まるパーティなどのほうが効率のよい出会いといえるわけです。
第一印象は0.1秒で作られてしまうそうです。