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丸岡いずみさん、代理母出産で第一子を授かる|6年の不妊治療、2度の流産を経て

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産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~|NHKスペシャルで紹介した2010年国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、6組に1組が不妊に悩んでいるそうです。(※妻50歳未満の初婚夫婦)

丸岡いずみさんも不妊治療に取り組んでいたことを明かし、今回は代理母出産でお子さんを授かったというニュースが話題になっています。

【目次】




■丸岡いずみさん、代理母出産で第一子を授かる|6年の不妊治療、2度の流産を経て

Baby!

by Jesse Davis(画像:Creative Commons)

丸岡いずみ 代理母出産 2度の流産を経て“奇跡の46歳ママ”に

(2018/1/23、デイリースポーツ)

2012年に結婚してすぐに自然妊娠。しかしわずか10週で流産。その後、体外受精での不妊治療を開始したが、再び10週で流産したという。

 流産の原因として、子宮内膜に十分な厚さがなく、着床しても妊娠継続が難しい「不育症」である可能性が高かった。

キム・カーダシアン&カニエ・ウェスト夫妻、代理母出産で第3子 名前も公表(2018/1/21、モデルプレス)によれば、米モデルのキム・カーダシアンとカニエ・ウェスト夫妻に第3子となる女の子が代理母出産で誕生したと米メディアが報じましたが、丸岡いずみさん・有村崑さん夫妻が6年の不妊治療、2度の流産を経て、代理母出産で第一子を授かったそうです。

丸岡いずみさんのケースは、子宮内膜に十分な厚さがなく、着床しても妊娠継続が難しい「不育症」が流産の原因の可能性が高いということでしたが、産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~|NHKスペシャルで紹介した2010年国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、6組に1組が不妊に悩んでいるそうです。(※妻50歳未満の初婚夫婦)

また、体外受精は年間21万件で、世界最多となっています。

急増する不妊の増加の原因は、「卵子の老化」。

年をとると、卵子の質が低下するのです。

しかし、不妊治療を行う女性の中には、卵子が老化するという事実を知らない人も多いようです。




■体外受精と卵子の老化

卵巣の中に卵胞があり、卵胞の中に卵子が入っています。

専用の針で吸い出し、素早くシャーレの上に移します。

※年齢を重ねると、卵子のない空の卵胞が増えてしまいます。

見つかれば、夫の精子と受精させます。

卵子の老化による影響が出るのはこのあとです。

20代の女性の受精卵は、活発に細胞分裂を繰り返し、やがて胎児へと成長していきます。

30代後半からの女性の受精卵は、成長が止まってしまうことが増えていきます。

体外受精など不妊治療で出産できる確率は、35歳で16.8%、40歳で8.1%、45歳では0.5%に低下します。(日本産科婦人科学会 2009年)

卵子は女性が生まれた時から体の中にあります。

男性の精子が日々生み出されるのに対し女性の卵子は新しく作られません。

女性が年令を重ねるほど、数が減少し、質も低下するのです。

■まとめ

不妊と女性の社会進出との関係は大きいですよね。

  • 女性が社会進出した時代は結婚・出産することがはばかられる時代。
  • 就職氷河期でようやく手にした正社員の座を簡単には手放せない。
  • 20代は仕事で、30代は大きな役割を担うようになり、結婚・出産を先延ばしにしてしまった。

もう一つ、忘れてはいけないのは、不妊の原因の半分は男性にあり、不妊の原因の大半は精子の質が問題となっています。

片方だけが問題を抱えるのではなく、こうしたことを一緒に考え、そして、もう少し早い時期にこうしたことを夫婦で考える機会を持っていかないといけないと思います。

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