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> 健康・美容チェック > 目の病気 > 最新式「人工眼」で網膜色素変性で中途失明した患者の視力回復に成功|ドイツの医師チーム
(2010/11/11、AFPBB)
ドイツの医師チームが3日、網膜下に埋め込む最新式の「人工眼」によって、進行性疾患で中途失明した患者の視力を劇的に回復することに成功したと発表した。
ドイツの医師チームが網膜下に埋め込む最新式の「人工眼」によって、進行性疾患で中途失明した患者の視力の回復に成功したそうです。
人工視覚の研究がどんどん進んでいるようです。
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手術を受けて「人工眼」を装着した被験者3人は全員、物やその形を認識することができるようになり、そのうち1人は部屋の中を歩き回ったり、時計を読んだり、7段階の灰色のグラデーションを見分けることさえもできた。
学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表論文を掲載した同協会は、「電気視覚人工器官における画期的な前進。網膜色素変性によって視力を失った世界の20万人の生活に革命をもたらすだろう」と賞賛した。
網膜色素変性は、眼球の後ろの網膜にある光受容器が徐々に機能しなくなる進行性の疾患だ。
今回の研究結果は、網膜色素変性によって視力を失った人たちにとって明るいニュースと言えそうです。
今回の人工眼の仕組みとはどんなものなのでしょうか。
外科分野では過去7年にわたって、人工器官を網膜に埋め込み、眼鏡に装着した極小の外部カメラとつなぐ「人工眼」の開発に取り組んできた。
カメラが拾った光をプロセッサ装置を通し、電気信号に変えて人工器官へ送信し、さらに器官から視神経へそのデータを送って脳に映像を見せる仕組みだ。
今回成功した新たな装置はこれをさらに一歩進めたもので、眼のレンズである水晶体を自然に通過してきた光をとらえる。
専門的には「網膜下埋め込み型」と呼ばれ、機能が失われた光受容器の代わりに、1500個の光センサーからなるマイクロチップを網膜の下に装着する方式だ。
脳は視神経を通じて38×40ピクセルの極小の映像を受信する。
今回成功した装置は水晶体を自然に通過してきた光をとらえる点が一歩前進した点のようです。
今後の研究にも注目ですね。
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