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不摂生をするとニオイがくさくなるの?/“男性の体臭が苦手すぎる”が物議を起こした原因は「アンドロステノン」かも!?




“男性の体臭が苦手すぎる”物議フリーアナ「異性の名誉毀損」事務所との契約解消「大変反省しております」(2024/8/11、スポニチアネックス)によれば、「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」と投稿したことが物議になっていました。

この投稿について賛否は別にして気になったのは不摂生しているとニオイが悪くなるのかという点です。

■汗はなぜにおうの?

【皮膚ガス研究】なぜ汗は臭うの?加齢臭を抑制してモテ臭を出す方法(食べ物)とは?によれば、汗はほとんど無臭なのですが、かいた汗をそのまま放っておくと、皮膚表面の常在菌が分解し、納豆のようなにおいのガス「イソ吉草酸」が出ます。

これが汗臭(あせしゅう)と呼ばれるもの。

一般的に気になるといわれる体臭の多くは、汗や皮脂をもとに作られる、表面反応由来の皮膚ガスが原因です。

●加齢臭とは?

加齢に伴って、皮脂が酸化しやすくなり『2-ノネナール』が発生して、枯草や古本のようなにおい、いわゆる『加齢臭』が出ます。

加齢臭の対策方法|ニオイの原因や特徴についても解説によれば、皮脂腺に脂肪が増えてしまうとノネナールの発生量も増えてしまうそうで、不摂生も皮脂腺の脂肪を増やすため、ノネナールが増える原因となってしまいます。

このことを考えると、不摂生によって、皮脂腺の脂肪が増えてしまい、ノネナール=加齢臭が増えてしまうため、体の内側・外側からのケア、具体的には身体を清潔に保つ(ノネナールはお湯だけでは落としにくい物質なのだそうで、石鹸を使って洗う)、脂っぽい食事や喫煙を避け、ストレスケアをする、抗酸化物質を含む抗酸化食品を摂ることが大事なんですね。

今回調べてみたことで新たな発見は体臭の原因物質「アンドロステノン」です。

加齢臭の対策方法|ニオイの原因や特徴についても解説によれば、「アンドロステノン」は男性の体臭に含まれる物質で、女性には不快なのに男性には認識しにくいニオイを持ち、汗と混ざるとほかのニオイも強くしてしまうことがわかっているそうです。

もしかすると今回の一連の騒動の原因はこのニオイに対する男女のギャップがあるために起きているのではないでしょうか?

そう考えると、「アンドロステノン」は汗と混ざると他のニオイを強くしてしまう性質があるので、先ほど紹介した体の内側・外側のケアに加えて、汗をかいたらふき取る習慣を持つことでかなり変わってくるのではないでしょうか?

■ミドル脂臭や加齢臭を抑え、モテ臭を増やす方法

【皮膚ガス研究】なぜ汗は臭うの?加齢臭を抑制してモテ臭を出す方法(食べ物)とは?によれば、によれば、「2-ノネナール」を減らす食べ物はカシス(アントシアニン)や梅などのポリフェノールを多く含んだ食べ物が良いそうです。

カシスを1週間(1日6g)摂取する実験によれば、「2-ノネナール」が47%減少したそうです。

パッシブ・フラックス・サンプラー法によるヒト皮膚ガス測定に関する研究

ブラックカラント(カシス)には抗酸化物質が含まれており、摂取によって 2-ノネナールの生成を抑えることが期待される。

カシスに含まれる抗酸化物質を摂取することにより、不飽和脂肪酸の体内の酸化が抑制され、2-ノネナールの生成を抑える、つまり加齢臭を抑えることができるそうです。

腸内 γ-ラクトンの生成機序は不明であるが、乳酸菌や酵母等は不飽和脂肪酸を用いて γ-ラクトンを生成する報告がある 7)。NZBC には食物繊維が含まれている為、NZBC 摂取により乳酸菌が増殖し、γ-ラクトンの生成が促進された可能性が考えられる。

γ-ラクトンは腸内環境の影響を受けるため、腸内環境を整えるのによい、食物繊維やビフィズス菌(乳酸菌)を多く含む食べ物を摂取することにより、γ‐ラクトンの生成が促進されると、いわゆる「モテ臭」が出て、加齢臭の抑制につながることが期待されます。

ニオイが気になる方は抗酸化物質を含むカシスブルーベリー、梅(梅ジュース)を積極的に摂りましょう!

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「30代男性特有のニオイ」は加齢臭(ノネナール)とは異なるニオイ(ペラルゴン酸)であることが解明!




Work

by @Saigon(画像:Creative Commons)

「30代男性特有のニオイ」を解明

(ライオンプレスリリース、2008/11/13)

「30代男性特有のニオイ」を解明
~「ペラルゴン酸」が主原因であることを解明、その抑制成分の開発に成功~

ライオン株式会社(社長・藤重 貞慶)ビューティケア研究所は、男性が30代になると、“自分の体臭が変化した”と感じ始めることに着目して研究を行った結果、その特有なニオイを特徴付ける物質は、使い古した食用油臭に似た独特のアブラっぽいニオイを発する「ペラルゴン酸」であることを明らかにしました。

さらに、このニオイが発生するメカニズムを解明するとともに、抑制する成分の開発に成功しました。

ライオン株式会社ビューティケア研究所によれば、30代男性特有のにおいはノネナールを原因物質とする加齢臭とは全く異なるニオイであり、使い古した食用油臭に似た「ペラルゴン酸」が原因物質であり、皮脂が酸化することで起きているそうです。

30代男性の特有のニオイが加齢臭とは異なる物質であることには驚きですね。

この研究のまとめが紹介されていました。

(1) 「30代男性特有のニオイ」は、ノネナールを原因物質とする“加齢臭”とは全く異なるニオイである。
 
(2) 「30代男性特有のニオイ」は、使い古した食用油臭に似た「ペラルゴン酸」が原因物質であり、皮脂が酸化されることで発生する。
 
(3) 「メマツヨイグサ抽出液」には、「30代男性特有のニオイ」を抑制する効果がある。

メマツヨイグサ抽出液には、ペラルゴン酸による「30代男性特有のニオイ」を抑制する効果があるそうなので、注目ですね。







「汗臭い」と思われたくない?体臭を抑える男性向け制汗剤、2ケタ成長

The Man in the Orange Shoes

by Chris Hunkeler(画像:Creative Commons)




「汗くささ」はもう古い 男性向け制汗剤、2けた成長

(2009/3/5、フジサンケイビジネスアイ)

体臭を抑える男性向け制汗剤が人気だ。

化粧品販売が落ち込む中でも、女性に不快感を持たれなたくないという男性心理からか不況知らずで、各社は強気の商品展開を進めている。

周りの人(特に女性?)に不快感を持たれたくないと考える男性が増えているということなのでしょう。

それほど自分の体臭を気にする男性が増えているとも言えるかもしれません。

その他の理由としては、いい香りを楽しみたいという男性がいるのかもしれませんね。