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【名医のTHE太鼓判】小倉優子さんに緑内障(視野が欠ける)の疑い「気づかなければ失明もあり得た」

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■【名医のTHE太鼓判】小倉優子さんに緑内障(視野が欠ける)の疑い「気づかなければ失明もあり得た」

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by PACAF(画像:Creative Commons)

2019年12月9日放送の「名医のthe太鼓判」でアイドックを受けた小倉優子さんは「視神経が弱くなって視野が欠けている(視野の右下が見えていない)」という異常が発覚し「緑内障の疑い」と診断されました。

緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていたで紹介した緑内障フレンド・ネットワークの調査によれば、緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことがわかったそうです。

フィリングイン機能(視野を補う)により、緑内障になっても気づきづらい|みんなの家庭の医学によれば、人間は、片方の目に見えない所があっても、もう片方の目で補っており、両目でも視野が欠けているところがある場合、周りの風景から情報を作り出し、あたかも見えているように補正する機能(フィリングイン)を持っています。

緑内障は、このフィリングイン機能があることにより、視野を補ってしまうため、失明寸前まで視野の欠損に気づきづらいのです。

小倉優子さんにとっても、緑内障が見つかったのはショックなことだと思いますが、番組でアイドックを行なっていなければ、緑内障の性質上発見が見つからなかった可能性があり、早期治療ができていなかった可能性が高いです。

私たちも、緑内障を早期発見するために、定期的に眼科で検査を受けたり、また家庭の中でも、片目ずつで見て同じように見えるかどうかをチェックしてみましょう!

→ 緑内障チェック・見え方テスト について詳しくはこちら

→ 緑内障とは|緑内障の症状・原因・予防・チェック について詳しくはこちら




■緑内障の予防・検査

緑内障は、早期発見が大事ですので、眼科での定期的な検査(緑内障ドック)が一番の予防法といえます。

緑内障は、眼圧測定だけではわからないため、眼底検査、視野検査などが必要です。

また、緑内障は、ぶつかって眼圧が上昇する場合や生まれつき(隅角が未発達)でない場合には、生活習慣(糖分の摂りすぎ、血液がドロドロ、眼精疲労、ストレス、運動不足など)と何らかの関係があるのではないかと考えられています。

緑内障の治療・予防には、栄養補助食品(ルテイン・カシス等)や生活習慣の見直しなどによる日頃からのケアが重要です。

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緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていた!

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■緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていた

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by noir imp(画像:Creative Commons)

緑内障診断時 66%視野欠落

(2009/10/18、読売新聞)

放置すれば失明に至る緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことが、患者団体「緑内障フレンド・ネットワーク」(柿沢映子代表、会員1600人)の調査でわかった。

早期には自覚症状がほとんどなく、進行してから発見される緑内障の怖さが改めて明らかになった。

緑内障は、視神経が傷ついて視野が徐々に欠けていく病気で、中途失明の原因の1位。

いったん欠けた視野を回復させる治療法はなく、進行を止めたり、遅くしたりするために、早期発見・早期治療が大切になる。

緑内障フレンド・ネットワークの調査によると、緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことがわかったそうです。

現在のところ、一度欠けた視野を回復させる治療法はないため、早期発見・早期治療が重要です。

目の病気である緑内障は40代頃から増えるといわれています。

緑内障の早期発見・早期治療のためにも、40歳になったら、年に1度は検査を受けるようにしてください。

⇒ 緑内障|緑内障の症状・緑内障とは・治療・原因 についてはこちら




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#一条ゆかり さん、緑内障を告白|自覚症状がなく、点眼をやめ、病院にも行かなかった所、緑内障になった【緑内障の芸能人・有名人】

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■一条ゆかり さん、緑内障を告白|自覚症状がなく、点眼をやめ、病院にも行かなかった所、緑内障になった

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by Haylie Jaed(画像:Creative Commons)

一条ゆかり:自身の緑内障を告白 「拡大しながら直してます」創作の苦労話も

(2009/5/27)

「有閑倶楽部」「プライド」などの少女マンガ家、一条ゆかりさん(59)が27日、自らの緑内障を製薬会社「ファイザー」(東京都渋谷区)のセミナーで告白。

一条ゆかりさんが自身の緑内障を告白したそうです。

緑内障とは、視野が欠ける病気で、失明の恐れもある目の病気です。

一条ゆかりさんによると、緑内障の症状は以下のようだったそうです。

一条さんは5年前に緑内障が判明したといい、「(仕事中に目のチェックをしていたら)右と左で暗さが(電球の)40ワットと100ワットぐらい違った。

次の日に病院に行ったら『ほぼ中期の緑内障』と言われた」と語った。

記事によれば、一条さんの家系は、眼圧が高い家系なのだそうで、以前から一条さんのお姉さんに検査するように言われていたそうです。

しかし、自覚症状がなかったため、点眼しなくなり、病院にも行かなかったところ、5年前に緑内障になったそうなのです。

「自分は5年ほっといて(進行が)あの程度だから、1年に1回検査に行けば、初期の緑内障で止められるんだと思う。

だから年に1回は(緑内障の)検査に行ってください」と早期発見の重要性をアピールした。

緑内障は早期発見・早期治療が重要です。

緑内障などの目の病気を予防するためにも、ぜひ定期的に眼科で診てもらいましょう。

→ 緑内障とは|緑内障の症状・原因・予防・チェック について詳しくはこちら。







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ルテインに糖尿病網膜症の予防作用|慶大とわかさ生活の共同研究

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■ルテインに糖尿病網膜症の予防作用|慶大とわかさ生活の共同研究

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by Kari Sullivan(画像:Creative Commons)

ルテインに糖尿病網膜症の予防作用が!~「わかさ生活」と慶大の共同研究

(2010/4/15、産学連携ニュース)

(株)わかさ生活は、慶應義塾大学との共同研究結果から、「ルテイン」の継続摂取が糖尿病網膜症の網膜神経障害及び視機能障害を予防しうることを明らかにした。

目の総合健康企業としてルテインの機能性研究を行ってきた同社が、同大 坪田一男教授との共同研究にて『ルテインが糖尿病網膜症による神経障害を予防するはたらき』を明らかにし、2010年4月15日、日本眼科学会総会(愛知県)にて発表したもの。

わかさ生活と慶応義塾大学との共同研究結果から、ルテインの継続摂取が糖尿病網膜症の予防に役立つことを発表したそうです。

糖尿病になると怖いのが、合併症

その糖尿病の3大合併症の一つが、糖尿病網膜症です。

糖尿病になると、徐々に網膜の機能が低下して視機能に影響を及ぼすことが知られている。

特に糖尿病の三大合併症と呼ばれる糖尿病網膜症は、日本人の中途失明原因の約20%を占め、日本人の失明原因の第二位となっており、年間3000人以上が失明すると言われる深刻な病気という。

また糖尿病網膜症は自覚症状が無い場合もあり、知らない間に病気が進行していることが多いため、病気の進行を抑える医薬品、食品素材が求められていた。

糖尿病網膜症が日本人の失明原因の第2位になっていたとは驚きです。

マウス実験で、ルテイン摂取の障害予防作用を確認

同社と同大では、糖尿病マウスにルテインを継続摂取させることで、糖尿病により発症する酸化ストレス(赤色呈色部分)が非糖尿病マウスと同程度まで抑制されること確認されたという。

すなわち糖尿病により増加するpERK、及び低下するsynaptophysinは、それぞれ正常値と同程度まで抑えられ、この結果からルテインの継続摂取が糖尿病網膜症の網膜神経障害及び視機能障害を予防しうるという結論とのこと。

今回の研究によって、糖尿病網膜症の予防ができるようになるといいですね。

→ 糖尿病網膜症 について詳しくはこちら

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眼科検診で失明が36%減少する!|緑内障・糖尿病網膜症・変性近視・加齢黄斑変性・白内障が失明の主な原因

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■緑内障・糖尿病網膜症・変性近視・加齢黄斑変性・白内障が失明の主な原因

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by woodleywonderworks(画像:Creative Commons)

視覚障害がもたらす社会損失額、8.8兆円!!~視覚障害から生じる生産性やQOLの低下を、初めて試算~

(2009/9/17、日本眼科医会)

 2007年の時点で本邦には、164万人の視覚障害者、18万8千人の失明者がいると推定された
 視覚障害者の半数は70歳以上、72%が60歳以上であり、視覚障害は高齢者の大きな問題である
 原因疾患は緑内障が1位、糖尿病網膜症が2位で、これらと変性近視、加齢黄斑変性、白内障で全体の3/4を占める
 社会の高齢化により視覚障害者数は2030年には200万人に達すると推定された

日本では2007年の時点で164万人の視覚障碍者がおり、高齢化によって、2030年には200万人に達すると推定されています。

失明の主な原因は、緑内障糖尿病網膜症・変性近視・加齢黄斑変性白内障であり、この5つが全原因の4分の3を占めており、視覚障害の半数が70歳以上で、72%が60歳以上であることから高齢者に対する対策が重要といえます。

こうした目の病気を予防するために重要なのが「眼科検診」です。




■眼科検診で失明が36%減少する!

大人も眼科検診受けて! 失明が36%減少―専門医が試算

(2015/4/27、あなたの健康百科)

山田教授によると、原因の病気の発症から視覚障害の発生まで期間が比較的長く、有効な治療法があることから、目の病気は検診に適しているという。

杏林大学大学院医学研究科の山田昌和教授(眼科)は、眼科検診によって5つの病気の発見率や失明の減少率を調べたところ、失明は緑内障で45%減、加齢黄斑変性で41%減、変性近視で24%減、糖尿病網膜症で17%減、白内障で4%減となり、5つ全体で検討したところ、失明を36%減少させることができると予測しています。

失明を30%減らすためには、大人の眼科検診を40歳で開始し、70歳まで5年に1回行う必要があることも分かった。

緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていたで紹介した緑内障フレンド・ネットワークの調査によると、緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことがわかったそうです。

40歳ごろから緑内障などの目の病気になる人が増えてきますので、失明を防ぐためにも、40歳をめどに一度眼科検診を受けてみて、定期的に眼科で診てもらうことをオススメします。

→ 目の病気(目の病気・症状チェック) について詳しくはこちら







年代別目の病気

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