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サッカー日本代表のハリルホジッチ監督(当時)、選手の体脂肪率の高さ(フィジカルの準備ができていない)に警鐘

【目次】




■サッカー日本代表のハリルホジッチ監督、選手の体脂肪率の高さ(フィジカルの準備ができていない)に警鐘

Soccer 286

by Maggio7(画像:Creative Commons)

ハリル監督 宇佐美ら国内組にダメ出し!“高すぎる体脂肪率”に警鐘

(2015/4/15、スポニチアネックス)

12%以上だとケガが増えるという。

<中略>

体脂肪率の傾向と総走行距離はリンクしているようだった。

日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は選手の体脂肪率が高く、フィジカルの準備ができていないことに警鐘を鳴らしています。

サッカー好きの人の間ではゆるい体(?)で有名な遠藤保仁選手の2011年の体脂肪率のデータを見ても、

身長:178cm 体重:75kg 体脂肪率:11%

であり、ハリルホジッチ監督の基準を満たしています。

本人のコメントにもあるように

「ゆるいけど、代表の中盤の中で上半身の筋力は平均値よりぜんぜん上」

ということなんですね。

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■体脂肪率12%以下は世界のトレンド!?

【追記(2017/9/8)】

体脂肪率12%というのは世界のトレンドなのでしょうか、ジェフユナイテッド千葉のエスナイデル新監督は体脂肪率12%以下にするために、食事改革に取り組んだそうです。

ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。

(2017/9/8、Number Web)

体脂肪率は、12%以下にすることを徹底。

 「肉の脂身を全てカットし、素焼きでお願いします。豚肉は一切なし。パスタはゆでるだけで大丈夫です。ソースはなしで、粉チーズとタバスコだけを置いてください。フルーツ、ドライフルーツ、ナッツ、ヨーグルトは用意してほしいです」

メインのおかずは鯖の素焼き1品のみで、味付けはすりおろしポン酢。玄米、パン、パスタは選べるが、ソースは脂分を抑えるためにじゃが芋豆乳ソースのみ。汁物はコーンスープ。サラダと付け合せの納豆、梅干し、漬物に加えて温野菜、ヨーグルトと一緒にドライフルーツ、ミックスナッツ、はちみつ、ジャム、玄米フレークが用意されている。そのほかにはプチトマト、フルーツがあるだけで、飲み物は牛乳、果汁100%のオレンジとりんごのみ。鉄分強化のための補食メニューとして、牛肉の高野豆腐炒めがあった。

主食の白米を玄米に変更したり、肉の脂身はカットして素焼きにするだけなど食事を徹底的に改善した結果、体脂肪率や筋肉量など大きく変化したそうです。

先日県リーグ1部のいわきFCがJ1のチームに勝利しましたが、いわきFCでは「日本のサッカー選手のフィジカルスタンダードを変える」ことを目標に掲げ、栄養管理・フィジカルトレーニングに取り組んでいるそうです。

【参考リンク】

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■スポーツのパフォーマンスを考えると、体脂肪は低いほど持久力がある!?

インテル長友選手の体脂肪率はどのくらい?|共同通信ニュース

長友選手は現在の体脂肪率について現在は「測っていない」と言い、正確な数値は把握していないとのことですが、昨年のワールドカップ(W杯)前には5%を切っていたとのことです。

ただ、筑波大学陸上部で中長距離のコーチを務める榎本靖士准教授は「体脂肪が低い=持久力がない」という認識は必ずしも正しくなく、「スポーツのパフォーマンスを考えると、体脂肪は低いほど持久力がある」と話しています。

榎本准教授によると、「極論すれば体脂肪は重り」。体重60キロで体脂肪が10%なら6キロの重りを持っていることになり、5%ならその重りが3キロと半分になります。つまり、「体脂肪が少ないほど楽」というわけです。

バルサも採用するサッカーのコンディショニング理論「ピリオダイゼーション/PTP」によれば、サッカーは持久力のスポーツではなく、瞬間的なアクションが多いスポーツであるため、サッカー選手に対して、長く持久的なトレーニングをさせることは意味がないそうです。

つまり、サッカーでのパフォーマンスを向上させるためには、体脂肪を落として、体に負担がかからないようにし、速筋の疲労回復のスピードを向上させるほうがいいということになります。

本気で世界を目指すのであれば、世界標準のフィジカルを手に入れるためのフィジカルトレーニングが必要なのではないでしょうか。







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