■ペットも「冷え」に注意 冷えに起因する病気とは?
by jpctalbot(画像:Creative Commons)
ペットも“冷え”にご注意
(2009/12/21、産経新聞)
犬や猫が冬にかかる疾患は「冷え」に起因するものが多いことが、ペット向け保険会社「アニコム損害保険」(東京都新宿区)の調査で分かった。
「アニコム損害保険」の調査によれば、ペットが冬にかかる病気は「冷え」が原因によるものが多いそうです。
データによると、12~2月の冬期に多くなる犬の疾患は、「関節炎」や「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」などの筋骨格系疾患で1万8444件。
同時期に増える猫の疾患は、「膀胱(ぼうこう)炎」や「腎・膀胱結石」などの泌尿器系疾患で5866件だった。
夏期(6~8月)に比べ、犬は1863件、猫は1133件増えている。
記事によれば、関節炎や椎間板ヘルニアなど筋骨格系疾患や泌尿器系疾患が増えているようです。
なぜこうした病気が冬に増えるのでしょうか。
同社は「犬は体が冷えると血行が悪くなり痛みを感じやすくなるため、歩くのを嫌がるなどして疾患が発見されるのではないか。猫は寒いと水をあまり飲まなくなったり、寒い場所に排尿しなくなったりするので、泌尿器の疾患が増えると考えられる」と分析している。
犬は、体が冷えると血行が悪くなり痛みが感じやすくなるために、歩くのを嫌がり、その際に病気が発見されやすくなるそうです。
猫は寒いと水を飲まなくなったり、排尿しなくなったりするために、泌尿器系の病気が増えると考えられるそうです。
ペットも人間と同様「冷え」が病気の原因となるとは驚きでした。
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