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他人のiPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する手術終了|京大・理化学研究所

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■他人のiPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する手術終了|京大・理化学研究所

他人のiPS移植を了承 理研など世界初の臨床研究、今年前半にも手術

(2017/2/1、産経新聞)

今回の計画では、拒絶反応が起きにくい免疫型を持つ健常者の血液から、あらかじめ作って備蓄したiPS細胞を使用。患者自身の細胞から作る場合と比べ費用は5分の1以下、移植までの準備期間も約10分の1に抑えられる見込みだ。

他人のIPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する臨床研究 世界初|京大・理化学研究所(2016/6/7)によれば、理化学研究所や京都大などiPS細胞から作った網膜の細胞を、滲出型加齢黄斑変性の患者に移植する臨床研究を、移植時に拒絶反応が少ないとされる特殊な型の他人の細胞から作製したiPS細胞を備蓄する京大の「iPS細胞ストック」を利用し、世界初の「他家移植」で再開すると発表していましたが、厚生労働省の審査委員会は、この臨床研究の計画を了承しました。

他人由来のiPS細胞を使う臨床研究は世界初で、今年前半にも手術が行われるそうです。

【追記(2017/11/2)】

他人のiPS移植手術終了…目の難病「加齢黄斑変性」患者5人に

(2017/11/2、読売新聞)

他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した網膜細胞を、目の難病「 加齢黄斑変性かれいおうはんへんせい 」の患者に移植する世界初の臨床研究について、理化学研究所や神戸市立医療センター中央市民病院などのチームは1日、当初の計画通り、5人への手術を終了したと発表した。

理化学研究所や神戸市立医療センター中央市民病院などのチームが加齢黄斑変性の患者に他人のiPS細胞から作成した網膜の細胞を移植する手術を完了したと発表し、現在のところ副作用は出ておらず、移植から1年間の経過を観察したところで結果を発表する方針なのだそうです。

→ 加齢黄斑変性症|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら







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他人のiPS、初の移植=目の難病患者に―時間と費用、大幅減・理研など

(2017/2/1、産経新聞)

移植には京都大iPS細胞研究所(所長・山中伸弥教授)が備蓄しているiPS細胞を使用。拒絶反応が起きにくい特殊な免疫の型を持つ人から作ったiPS細胞で、理研多細胞システム形成研究センター(神戸市)が網膜色素上皮細胞に変化させ、栗本部長らが手術で網膜に注入した。

他人のiPS細胞から作った網膜を「滲出型加齢黄斑変性」の患者に移植する臨床研究が了承 2017年前半にも手術|京大・理化学研究所(2017/2/1)というニュースをお伝えしていましたが、理化学研究所と神戸市立医療センター中央市民病院などのチームは、他人のiPS細胞から網膜細胞を作り、「滲出型加齢黄斑変性」の患者(60代男性)に移植する世界初の手術を行なったそうです。

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