by Norio NAKAYAMA(画像:Creative Commons)
■コンビニやレストラン、ファストフード店の近くに住む女性は太りやすい?
実はあなたが太りやすいのは、自制心がないからではなく、太りやすくなる環境に住んでいるからなのかもしれません。
(2010/7/7、サーチナニュース)
アメリカのある研究者の報告によると、生活環境が肥満と関係しているらしい。コンビニやレストランの近くに住む女性は、そうでない女性と比べて、肥満度(BMI)が高いことが判明した。
この調査はニューヨーク州立大学バッファロー校のサミーナ・ラジャ博士らがおこなったものだ。ニューヨーク州エリー郡在住の172人の女性を対象に、生活環境と肥満度について調べた。調査の結果、生活環境が住む人の健康状態に大きな影響を与えることがわかった。
具体的な影響としては、「家から徒歩5分以内にレストラン(ファーストフード店を含む)のある女性は肥満度が高い傾向にある」、「スーパーマーケットや生鮮食料品店の近くに住む女性は肥満度が低い傾向にある」という2つの事実が浮き彫りとなったのだ。
ニューヨーク州立大学バッファロー校のサミーナ・ラジャ博士らの研究によれば、コンビニやレストラン、ファストフード店など簡単に食事ができる場所から家が近い女性は肥満になりやすいそうです。
つまり、住む地域によって、その人の健康が左右されるということでしょうか。
住む地域と肥満の関係についてはこの記事もオススメ。
自動車を利用せずに徒歩や自転車で移動すると肥満の予防になる
ヨーロッパの都市は、
欧州の都市は建物や施設が密集し、交通網が高度に発達していることが多い。
アメリカの都市は、
米国の都市はスプロール化[都市が無秩序に拡大していくこと]が進み(アトランタやダラス、フェニックスに行かれたことがあるだろうか?)、公共交通機関のインフラは一般にそれほど整備されていないので、車を使わずに徒歩や自転車で移動するのが難しい場合がある。
こういう事を受けて、肥満率においては、徒歩や自転車で移動することが多いヨーロッパの国々のほうがアメリカなど自動車を多く利用する国々より低いのです。
引越しをしてから、太りやすくなったと感じた方は、住んでいる地域があなたを太りやすくしているかもしれません。
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