by sole_lover(画像:Creative Commons)
手足口病、近年最多ペース=重い合併症に注意―感染研
(2010/6/1、時事通信)
子どもの口や手足に発疹(ほっしん)を起こす「手足口病」の発生報告数が、データがある過去11年で最も多くなっていることが1日、国立感染症研究所の定点調査で分かった。
ほとんどは軽症で済むが、まれに重い合併症を起こすことがあり、安井良則主任研究官は「今後の発生動向に注意が必要」としている。
手足口病の発生報告数が過去11年で最も多くなっているそうです。
■手足口病とは、どんな病気?
手足口病とは、どんな病気なのでしょうか。
手足口病は、乳幼児を中心に夏に流行するウイルス性感染症で、水疱(すいほう)性の発疹が主症状。
多くは自然に回復するが、まれに髄膜炎や心筋炎などを起こし命にかかわることがある。
複数の原因ウイルスのうち、エンテロウイルス71(EV71)が原因の場合は髄膜炎の発症率が高いことが知られている。
手足口病とは、乳幼児の口や手足に発疹を起こすウイルス性の感染症なのだそうです。
まれに合併症を起こすことがあるため、注意が必要なようです。
■手足口病を予防する方法
では、どうすれば、予防ができるのでしょうか、
手足口病 - 日本医師会 によれば、
・手洗いの励行(これは特におしめ等を交換した時重要です)
・汚れた衣服は洗濯する
といった一般的な注意が必要です。
最近は、手洗いなど清潔に気を使う家庭が増えているというイメージがあるため、過去11年の間で感染症が増えているのはなぜなのか気になるところです。