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「相手の気持ちを考えすぎる」恋愛タイプの人に贈る言葉




■「相手の気持ちを考えすぎる」恋愛タイプの人に贈る言葉

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by verkeorg(画像:Creative Commons)

「相手のことを考えすぎるから言葉が出てこない」松田龍平が感じた言葉の持つ希望

(2013/4/11、ニュースウォーカー)

「言葉はやっぱり難しいと思うんです。必ずしも自分の言いたかったことと、相手が受け取ることは一緒ではないので。怖いなとも思うけれど、人と関わり合うなかでは、それが面白いことだったりもする。相手のことを考えすぎるからこそ、言葉が出てこなかったりもする。それは、相手がいるからこそ成立する感覚で。角度を変えて見れば、怖いものも面白いものになり得るし、自分次第で世界は180度変わるものだと思うんです」。

相手のことを考えず自分の伝えたいことを伝える人もいれば、相手のことを考えすぎるあまり自分が伝えたいことを伝えられない人もいます。

どちらが正しい、正しくないではなく、要はバランスの問題なのですが、これは非常に難しいですよね。

相手のことを考えずに何でも言える人というのは、相手の立場を考えずに言ってしまうため、時には相手を傷つけてしまうかもしれません。

しかし、相手のことを考えずに何でも言える人というのは、一見すると悪いように聞こえますが、実は自分の伝えたいことは伝えることができ、そして相手に対して全幅の信頼があるとも言えます。

相手のことばかり考えるあまり言葉が出ない人というのは、相手の立場を考えることの出来る優しい人なのだと思います。

最近のデータによれば,97%の大学生が場の空気を読んで、自分の意見を言わないことがある!?そうです。

ただ、相手に合わせていることや空気を読むということは、素直な自分を隠しているということであり、また自分が自身の意見をいうことで相手が気分を害するかもしれないと考えているということは、実は相手のことを心の底からは信用していないとも言えます。

つまり、相手のことばかり考えるあまり、自分の言いたいことや気持ちを伝えられないという人は、一見相手のことを思いやっているようで、思いやっておらず、触れ合っていないのもしれません。

長所のようにみえて短所であったり、短所のように見えて実は長所であったり、まるでコインの表と裏の関係です。

「辞書には何十万語という数の言葉があふれていて、まだまだ世の中に言葉が増えている。それは、なぜなのかなと考えてみたんです。人に気持ちを伝えたいとか、相手の気持ちを知りたいという思いから、これだけの言葉が生まれているわけですよね。携帯でもみんな絵文字を使ったり、本当はカタカナの文字を平仮名に変えたりして、微妙なイントネーションを伝えようとしている。それはある意味、人間の持つ、人とつながりたいという思い、その希望の表れだと思うんです」。

相手に気持ちを伝えたい、相手の気持ちを知りたいからこそ、これだけ多くの言葉が生まれ、そして、感情やニュアンスを伝えようと、いろいろな表現が生まれているのでしょう。

相手のことを考えすぎて、距離をとりすぎていると感じている人は、自分が本当はどうしたいのか、一度考えてみましょう。

あなたが考えていることを本当に伝えたいと思い、それが相手にとってもよいことであるのであれば、あなたの現時点で表現できる精一杯の言葉で伝えましょう。

もし、それを伝えたことで離れてしまうような相手ならば、いずれ離れてしまう存在だったのです。

あなた自身の気持ちを大事にすることは、まわりまわって、相手のことを大事にしているのです。

もっと自分のことを信じてあげて、そして相手のことを信じてみませんか?

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