2009/12/15のたけしの本当は怖い家庭の医学は最終回SPで「年末全身総チェック!日本の名医が無料診断!家庭でできる人間ドックスペシャル2009」を行いました。
緑内障チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学
■緑内障
緑内障は徐々に視野が欠けていく目の病気で、40歳以上の17人に1人が発症しているといわれる注意すべき目の病気。
しかし、緑内障は、片方の目の視野が欠けても、もう片方の目が視野を補ってしまうため、早期発見が遅れてしまうこともあるそうです。
番組では、緑内障を早期発見する方法を紹介していました。
対面式視野テスト
対面式視野テストは、2人一組になって、行うテストです。
膝が触れ合うほどの距離で行うことがポイントです。
このチェック方法は片方の目ずつ行ってください。
- チェックを受ける人は、自分の右目がチェックする人の右目とまっすぐになるようにして座ります。
- 片方の眼ずつチェックを行うので、チェックを受ける人はチェックしないほうの目を隠します。
- チェックする人は自分と相手の目の中間点に指を伸ばし、その中間点を中心に半径20センチの円をイメージし、それに沿って親指と人さし指を軽く叩きながら、ゆっくり動かしていきます。
- チェックを受ける人は目線を相手の目から外さないようにして、円を描く指が見えるかどうかをチェックしてください。
- もう片方の目も同様の方法でチェックします。
相手の指が見えないところは、視野が欠けているとおそれがあるため、緑内障の恐れがあります。
詳しい検査は、眼科専門医に診ていただくことをおすすめします。
COPDチェック(マッチ吹きテスト)|たけしの本当は怖い家庭の医学
■COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPDとは、気管支や肺に炎症が発生し、息を吸うことができても吐き出せなくなる病気のこと。
COPDの主な原因は喫煙だといわれています。
加齢によって、年々肺の機能は低下していき、喫煙されている方はより肺機能が低下していくそうです。
あまり聞きなれないCOPDという病気ですが、2020年には全世界の死亡原因第3位になると予想されているそうです。
COPDになる前に、ぜひチェックしてみましょう。
●マッチ吹きテスト
準備するもの
- マッチ
- ボールペン
マッチ吹きテストのチェック方法
- マッチに火をつける。
火が消えないように、マッチの軸にまで火を燃え移すようにしてください。 - マッチを口から15cm離れた位置に持っていく。
ボールペンの長さが約15センチなので、ボールペンを目安にするとわかりやすいそうです。 - 口を大きく開けた状態で息を吹きかけ、マッチの火を消してみましょう。
息を吐くときに、口をすぼめないように注意してください。
マッチの火を吹き消せない場合は、COPDの可能性があるそうです。
COPDの可能性がある方は、ぜひ病院で診てもらいましょう。
詳しい検査は、専門医に診ていただくことをおすすめします。
今回が最終回ということでしたが、実は新番組「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」が始まるそうです。
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